こんな人におすすめ
タチウオのルアーフィッシングを始めました
まだ初心者なので、
どんなアクションが
どんなタイミングで効果的なのかわかりません
とお悩みの方
ルアーの動きってイメージじづらいですよね…
初めてのターゲットならなおさら…
自分自身もそんな経験をしたことがあります。
で、釣れなければルアーを買い足して
どんどん財布が追い込まれていく始末…(笑)
そんな事態を避けるためにこの記事では
・タチウオが釣れるアクション
・アクションの使い分け
について解説していこうと思います
※関連記事
初心者には絶対コレ!タチウオワインドにオススメのルアー3選!
筆者について
いつもご愛読いただきありがとうございます。
てっちりと言います。
関西圏のフィールドをのらりくらりしながら、
ルアーフィッシングを楽しんでいるアングラーです。
釣りの研究が好きで、
釣りの試行錯誤の過程をYoutubeチャンネルで配信しています。
※タチウオ釣りの撮影はまだできていませんが、
今後していく予定です。
タチウオ釣りに効果的なアクション
タチウオ釣りに効果的なアクションを
よく使うものから順に並べるとこんな感じです
・ワインド(ダート)アクション
・ただ巻き
・ワンピッチジャーク ※メタルジグの場合
・フラップ釣法
だいたい4種類ですね。
ほとんどはこの4つのアクションで釣れます。
それぞれのアクションのやり方・使いどころ
適切なルアーなどについて解説していきます。
ワインド(ダート)アクション
ワインドアクションは、
タチウオのルアーフィッシングにおいて
最もポピュラーなアクション
有効なのは
タチウオの活性が高いとき~普通ぐらいのときです
ある程度タチウオの活性があれば、
マズメ時~夜間まで使える便利なアクションになります。
やり方は少し難しいですがこんな感じ
竿先を下げて少し糸をたるませる
→竿先を勢いよく上げながらリールを1回転
→そして、たるんだ糸を竿先で弾く
任意のレンジでこの動作を繰り返すだけです。
ルアーの水中での動きのイメージはこんな感じ
左右にジグザグ跳ねまわります。
これはパニックになった小魚が
逃げ惑う様子を演出してくれるようです。
それを見てタチウオが思わず口を使ってしまうんです
アタリが出るタイミングは…
活性が高いとき
→ひたすらワインドアクションしているだけで食う
活性が落ち着いているとき
→3~5回ワインドアクションさせて、フォールのときに食う
といった感じで様々です。
ワインドアクション ルアー選び
基本的にワインドアクションで釣る場合は、
矢じり型のジグヘッドにワームを組み合わせます。
各メーカーから「スタートキット」と名付けられた、
ジグヘッドとワームがすでに装着されているものもあります。
ちなみに私がワインドにおいておすすめするのは
ビッグバッカーソフトバイブ21gと28gです
使用感やインプレに関する記事はコチラ
タチウオワインドの最強アイテム!ビッグバッカーソフトバイブ【インプレ・レビュー・感想】
★ワームの形状の使い分け
タチウオワインドでは2種類のワームが使われます
ピンテールワームとシャッドテールワームです
使い分けはこんな感じ
ピンテール
水の抵抗が少なくてキビキビ動き
フォールも速いのが特徴
朝マズメや夕マズメなど、
辺りに光が残っているときは、
タチウオの動きも速くて活性が高いです。
そんな高活性の時間に有効なワームです。
シャッドテール
水の抵抗が大きくて
アクションもフォールも遅いワーム
お尻を大きく振って波動を生み出すので
ただ巻きでも十分に釣れます。
夜間にはタチウオの動きが遅くなるので、
そんなときに有効になるワームです。
私の推しのルアー
ビッグバッカーソフトバイブにも、
ピンテールとシャッドテールの両方があります。
ただ巻き
太刀魚はただ巻きでも釣れます
マズメ時でも効果的ですが、
ただ巻きが特に有効なタイミングは夜間です。
夜間になると周りが見えないので、
タチウオの動きが一気に鈍くなります。
そんなときには
変にルアーをアクションさせるのではなく、
ゆっくりただ巻きをして
直線的な動きを演出してやる方が釣れるのです。
釣れるパターンとしてはこんな感じ
等速ただ巻き
デッドスローで巻き、
同じレンジを等速で巻き続ける
ただ巻き&フォール
ただ巻きを数回して、
定期的にフォールを入れる
巻きとフォールの変化の瞬間に食うことが多い
ただ巻きで釣るときのルアー選択
★暗い時間に狙うとき
14gほどのジグヘッドに
シャッドテールワームをつけるのがオススメです。
14gだとゆっくり巻いても浮き上がりにくいです。
そしてシャッドテールワームは
お尻が大きいので、
夜間でも強い波動を出してアピールしてくれます。
私の場合はコスパのいいジグヘッド
ムゲンヘッドアシスト14gに
ドリームアップのドリームシャッド3インチ
ホワイトグローを使用しています。
風が強いときや飛距離を出したいときは
空気抵抗が小さくてよく飛ぶ
ビッグバッカーソフトバイブ21gを使用しています。
★マズメ時の明るい時間
明るい時間に狙うなら、
28g~35gほどのメタルバイブがおすすめです。
泳ぐときにボディがフラッシングしてくれるので、
カラーはシルバー・グロー・パープルがおすすめです。
シルバーは太陽光を反射して光ります
グローは光が届きにくい底でも、
自ら発光して目立ってくれます
あと、パープルも有効です。
タチウオは紫外線や紫の光を認識できるので、
パープルがよく見えているんです。
個人的に太刀魚の実績が高いメタルバイブを
いくつかご紹介しておきます。
私のイチオシのパープルカラーです。
巻き抵抗が軽く、
楽に扱えるので最高です!
銀色のボディで光を激しく反射します
元々銀色なので、
塗装がはげても同じ色です(笑)
太刀魚の歯で塗装がやられても、
なんやかんやで痛くありません(笑)
ワンピッチジャーク
メタルジグのワンピッチジャークが
タチウオに効果的なタイミングは…
・夕マズメ初期の明るいとき
・朝マズメ終盤の明るいとき
この2点になります。
ロッドアクションはこんな感じ
竿先で糸を上に引っ張りながらリールを1回転
→1秒間リール1回転のペースで6回ほど繰り返す
→底までルアーを落とす
ルアーの動きのイメージはこんな感じ
ワンピッチジャークで誘う際は…
沖の底付近を入念に狙うのがポイントです
まだ明るい時間帯のタチウオは、
天敵であるブリの存在を恐れて、
岸近くには寄ってきません。
ブリはタチウオの幼魚を食うので、
タチウオは本能的に恐れてしまうんです。
こうした理由で、
明るい時間帯のタチウオは
沖の深場に潜っているんですよ。
そんな沖の深場にいるタチウオを狙い撃つには、
最も飛距離が出るメタルジグが最適というわけです。
底にいることが予測できるので、
底をベタベタとワンピッチジャークで誘えばいいわけです(笑)
自然界の原理がわかれば釣りは楽しいですね!
ワンピッチジャークで狙う場合のルアー選び
基本的には遠投性能が高い
30~40gのメタルジグを使います
カラーはシルバー・グロー・パープルがおすすめです。
シルバーは太陽光を反射して光ります
グローは光が届きにくい底でも、
自ら発光して目立ってくれます
あと、パープルも有効です。
タチウオは紫外線や紫の光を認識できるので、
パープルがよく見えているんです。
オススメのメタルジグは安定のジグパラ
安くて塗装が丈夫でよく釣れるのが魅力的
太刀魚は歯が鋭いので、
ルアーを噛み切ってしまったり、
塗装がはげてしまったり…
ルアーが消耗品と化します…
そんなときに、
安くて塗装が丈夫なジグパラは最高ですね!
フラップ釣法
フラップ釣法は
低水温時の活性の低いタチウオ
夜間の動きが鈍いタチウオに有効なアクションです。
フラップ釣法は
タチウオテンヤの名人たちが生み出した釣り方です。
ルアーの動きは意外とカンタン
リールを巻かずに
竿先でチョンチョンとサビく×2~3回
1秒ほどピタッと止める
これを任意のレンジで何度も繰り返す
チョンチョンとサビくと、
ルアーがまっすぐ前に進みます。
ピタッと止めたときにルアーがゆっくりフォールします。
サビいたときにタチウオがルアーを発見し、
フォールのときに食ってくることが多いです。
フラップ釣法のルアー選び
フラップ釣法もジグヘッド&ワームで行います。
基本的には活性が低くて
動きが鈍いタチウオを相手するので、
フォールスピードの遅い、
軽いジグヘッドを使います。
重さでいうと7gほどです。
風が強いときでも最大14gぐらいです
私の場合は太刀魚道場7gを愛用しています。
ワームの形状はピンテールでも
シャッドテールでもいいのですが、
リーダーに気を付けてください
タチウオ釣りでは
フロロカーボンのリーダーがポピュラーですが、
フラップ釣法では
30lbほどの太めのナイロンリーダーの方がおすすめです。
フロロカーボンのラインは
水よりも比重が軽いので沈んでしまいます。
沈んでいくフロロリーダーにつられて、
ルアーが沈む速度も速くなってしまうんです。
逆にナイロンリーダーは
水と比重が同じぐらいです。
ナイロンは水中で沈まないので、
ルアーが沈む速度に影響しないんです。
少し繊細な釣りですが、
名人をめざすならば試してみましょう
終わりに
太刀魚釣りは奥が深い…
ルアーのバリエーションは少ないし、
覚えるアクションも少ないのですが、
太刀魚の活性を見極めて、
ルアーの重さをうまく合わせていかなければなりません。
そうしないと
「隣でテンヤしてる人が釣れるのに自分は釣れない」
なんてことがあります(笑)
悔しくて悔しくて…
そんなときに持っておいた方がいい
ルアーフィッシングの引き出しを
今回は書き記していきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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