こんな人におすすめの記事です
ヨネスケの釣り旅で見ました
「クロスダガー」というジグが気になります
どんなジグか知りたいです
とりあえず買ってみようと思うけど
世の中にいっぱいジグがある中で
クロスダガーをどういう使い分けで
ルアーボックスに入れればいいのか知りたいです
といった方におすすめです
監修した人が釣りで生計を立ててる有名人なので
やっぱり気になりますよね
私もさっそくリアクションバイトして使ってきました(笑)
そして早速…
和歌山県の沖堤防で夏の暑い時期の釣行だったのですが
クロスダガー80gのチタンカラーでメジロ
うん、使いやすいしイイ感じです
この釣行に関しては動画にもしているので
よかったらご覧くださいね
さて本題です
PREDGEから発売のコラボジグ
「クロスダガー」とはどんなジグなんでしょうか?
実際使ってみた感想を鮮明に伝えていきますね!
ジグメーカー”PREDGE”とは?
金属製品のメーカーの釣り好きの社長が釣り業界に参入
オフショア・ショア用での青物狙いに使われるジグをメインに製作
同社の金属加工技術をベースに、
こだわりぬいたジグをつくっているそうです
ジグのコンセプトとして強調しているのが、
キレのあるアクションと引き抵抗の軽さ
ジグのエッジ部分を極力薄く削っていくことによって
アクションのキレと引き抵抗の軽さを実現しています
そしてジグをシャクるのには体力がいりますから
1日中シャクり続けられるような抵抗の軽いジグがあるのは頼もしいですね
そしてクロスダガーもその血を引いているってことですね!
クロスダガーのラインナップ
60g / 132mm 販売価格 ¥1,320
80g / 145mm 販売価格 ¥1,430
100g / 156mm 販売価格 ¥1,540
120g / 166mm 販売価格 ¥1,650
以上4種で展開しています
ジグのウェイトはベイトサイズ・水深
潮流の速さによって使い分ける感じですね
私は和歌山のフィールドで使用しているのですが
主に60g~80gを使用してきましたので
そちらのインプレを中心にやっていこうと思います!
飛距離は平均以上
まずいちばん知りたいのは飛距離って人、
けっこう多いと思うので先に言っておきます
飛距離としては中の上といったところで
細身で抵抗が小さい分、よく飛んでくれるほうなのですが
投げ方を間違えると飛行姿勢が崩れて飛ばなくなります
ロッドの振り抜きを早くして力強く投げるというより、
ロッドにじっくり重みを乗せながら投げるのがコツですね
振り抜きを早くしすぎると
投げたときの初速が速くなるので
その分大きな空気抵抗を受けて姿勢を崩してしまいます
でも、竿にじっくり重みを乗せて投げると
投げ始めから着水まで等速で
大きな抵抗を急に受けることなく飛んでくれるので
姿勢が崩れずによく飛んでくれます
だから投げ方のコツをつかんだら平均以上に飛ぶのかなという印象です
数字でいうと80~100m弱ぐらいですね
クロスダガーの長所と使いどころ
長所や使いどころをまとめるとこんな感じ
・キレのあるスライドアクション
・不規則にゆらぎながらのスライドフォール
・引き抵抗の軽さ
・早巻きでもナチュラルな泳ぎ!
→そして流れに逆らいながら巻いても動きが破綻しない
それぞれ詳しく説明していきますね
スライドアクションとフォールが秀逸
クロスダガーはジグのエッジ部分を限りなく薄く削っているので
アクションのキレがあるジグです
画像(他社の同サイズのジグとの比較)
ジグが受ける抵抗が軽い分
軽い入力をしただけでもきびきびと飛び回ってくれるのが最高です
これは青物も思わず飛びついてしまいますね
そして他社の細身のジグとは違い
腹の部分だけ少しふくらんでいるのが特徴↓
この腹がフォール中に水を受けて
フォール中に受ける水の抵抗を不規則な方向に流すことによって
不規則なスライドフォールを実現しているわけですね
開発に2年かかるのもうなずけます…!
で、このフォールが本当に秀逸で
フォール中にバイトが出るわ出るわ(笑)
これが釣れるヒミツってことで間違いなさそうですね
引き抵抗が非常に軽い
繰り返し申し上げていますが
「ジグのエッジ部分を限りなく薄く削っている」といいましたが
その恩恵はまだまだあります
引き抵抗の軽さです
ジグをしゃくったときに真っ先に水流を受けるのがジグのヘッド部分なのですが
ここが薄いことによってしっかりと水を切ってくれるんですね
画像(他社の同サイズのジグとの比較)
だからシャクったときの抵抗が小さくて巻きが軽い
真夏に1日中シャクったことがあったのですが
なんやかんやで体力が持ったぐらいです(笑)
ショアジギングは投げ続ける根性が重要ですが
これなら投げ続けられますね
早巻きやダウンからのリトリーブに向いている
アクションに特化したジグということで
ただ巻きで使おうって人は少ないかもしれませんが
実は、私がひそかに注目しているのがクロスダガーの早巻きです(笑)
細身のジグはフロントフックのみのセッティングで使うことが多く
そうすると早巻きしたときにジグがバタつきすぎて
引き抵抗がすごく重くなってしまって
巻きが早すぎると動きが破綻して釣れない
なんてことってけっこうあるんですね
でもクロスダガーは薄いエッジの部分が水を切ってくれて
ルアーが水をかみすぎないようになっているので
早巻きしてもジグが暴れすぎないのです
だから早巻きで逃がしてから、
お得意のジャークでスライドアクションをつけて泳ぎを崩し
リアクション的に食わせることもできるし
潮がよく流れているときに
立ち位置的に潮下のほうに投げて巻くしかないときも
流れに逆らって泳がせてもアクションが破綻しないです
だから私が大型の青物を釣ったときも
表層の早巻きで食ってきたわけなんです
↑そのときの動画
アクションに緩急をつけたり
ただ巻きとジャークを組み合わせて使ったり
変幻自在のアクションができるので
「狙い通りのタイミングで食わせたな~」という感覚を味わいながら
釣りをたしなみたい人には特におすすめです!
短所が1つだけ
致命的ではないですが、
衝撃には少し弱いかな?という印象です
キレのあるアクションを出したり
引き抵抗の軽さを実現するためにエッジが薄く削られているので
ジグが壁にぶつかって強い衝撃を受けたら、
端っこが少し欠けてしまうこともあります
素材が柔らかいわけではないので
大きく曲がることはありませんが
硬い素材を使っている分、キャパを超えた衝撃を受けたら欠けるかボキっと折れるか
そんな感じになるリスクはありそうですね
まぁジグのエッジ部分が多少欠けても
アクションには影響が出ないのでそんなに気にする必要はありません
そして折れることなんてのも相当使わないと折れないので
ガンガンぶつけないように少し注意しておくぐらいで大丈夫だと思います
個人的な実績カラー
個人的に実績があるカラーは
・チタン
・グリーンゴールド
以上2色ですね
チタン
チタンカラーはけっこうカラフルな色で
赤・紫・青・銀・青・紫・赤の配列で色が並んでいます↓
逆にこれで釣れるの?と思いがちなのですが
実はけっこう理にかなった色です
赤は人間からみると派手な色に見えますが
実は海中で見たらいちばん地味な色です
水中では赤色の光線が真っ先に水に吸収されてしまい
深い海中で赤色はすぐに色を失ってしまうんですね
逆に紫と青は人間から見ると落ち着いた色ですが
青と紫の光線は最も水に吸収されにくく
水中では最も遠くまで届くカラーなんですよ
海中ですぐに消えるステルスカラーである赤と
海中で遠くまで届く青と紫
そしてナチュラルなベイトの色でかつ光をギラギラ反射するシルバー
おしゃれなカラフルカラーというわけではなく
幅広い状況に対応できるように合理的に組まれたカラーというわけですね
真夏の沖堤防でクロスダガー80gのチタンカラーを使用したときがあるのですが
朝マズメの終わりごろに74cmのメジロがヒット
クロスダガーで釣った大物としては初だったので
とても印象に残っています
いちど釣れたらまた買いたくなるのが釣り人の性
もちろんリピートしましたよ(笑)
グリーンゴールド
グリーンゴールドはマズメ時におすすめのハイアピールカラー
他にも曇りや雨のとき、
光の届きにくいような深場の底を攻めるときに効果的ですね
個人的には夕マズメの実績がいい感じ
ルアーのサイズには見合わないですが
夏の激流エリアで60gのクロスダガーに30cm級のツバスがヒットしたことも笑
時期も時期なのでサイズは選べませんが
非常に楽しめるルアーであることは間違いありません
記事だけではイメージが浮かびにくい方は
動画もぜひご覧いただいたうえで
ほしくなったら買ってみてくださいね!
いい報告をお待ちしています!
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