【オフショアジギング】フックセッティングのパターンと各々のメリット・デメリット

初心者の方へ

こんな人におすすめの記事です

オフショアジギングをしていますが

ショアゲームとフックセッティングが

違うところがあるのでしょうか?

フックセッティングが間違っているのか

魚がよくバレます

何かいいセッティングや

バレにくいフックはありませんか?

フックのサイズや

アシストラインの長さって

どう選ぶといいのでしょうか?

 

こうしたフックセッティングに関する

お悩みを持つことってけっこうありますよね

 

 

たとえば「魚がよくバレる」

この場合も誘い方はもちろんなのですが

フックセッティングが原因で

バレていることもよくあります

 

 

 

こうしたフックセッティングに関する

悩みを持つ方に向けて

どういうときはどういうフックセッティングで

釣りにのぞめばいいのか?

 

というポイントを

パターン別に解説していく記事にしたいと思います

 

目次はこんな感じ!

・フックの大きさやアシストラインの長さについて

 

・フックセッティング パターン別解説

①フロントダブル・リアダブル

②フロントシングル・リアシングル

③フロントのみ

 

 

フックの大きさ・アシストラインの長さ

フックセッティングの話に入る前に

まず大事なのがフックのサイズと糸の長さです

 

 

フックの大きさに関しては

まずはフックの幅を見ましょう

 

フックの幅はジグよりも少し狭いぐらいが理想で

ジグよりも少し幅が広いものだと…

 

 

こんな感じで針がジグを抱いてしまい

ジグもうまく動かなくなるし

針も刺さらなくなります

 

こうならないようにサイズ感を厳選する必要があります

 

 

もうひとつ大事なのがアシストラインの長さ

これはジグの長さによりますが

アシストラインと針を合わせて

ジグの長さの3分の1~2分の1ぐらいの位置

くるようにしてやるのがベストです

 

 

 

パターン別 フックセッティングのメリット・デメリット

フロントダブル・リアダブル

前も後ろも2本ずつ

合計4本のフックでかけにいく

 

これがオフショアジギングにおける

オーソドックスなフックセッティングです

 

そのメリット・デメリットはこんな感じ

☆メリット

フォールがキレイになる

いちど針がかかるとバレにくい

 

☆デメリット

4本の針にフッキングパワーが分散される

→つまり針が刺さりにくい

 

ショアではフロントフックのみ

というセッティングが一般的ですが

オフショアでは積極的にリアフックが使われます

 

 

その理由は2つあって

ひとつめがフォールをキレイに見せるためです

フックはフォールするときに

水の抵抗を受けることで

ジグのフォール速度にブレーキをかけてくれます

 

もちろんフックが多ければ多いほど

水の抵抗を受けるので

フォールはゆっくりになります

 

 

その際、フックによる水の抵抗を

前後均等にかけてやることが大切で

 

たとえば後ろだけフックが2本で

後ろ側が重くなっているとなると

ジグのバランスが後ろに傾いてしまいます

 

そのため、前後ともに2本ずつ

というセッティングにして

前後均等に抵抗をかけてやることで

水平姿勢でキレイに落とせるわけですね

 

 

2つめはいちど針にかかるとバレにくいこと

4本の針がしっかりかかってくれたら

魚をホールドしてくれて

魚がバレにくくなります

これはシンプルな理由なので

言うまでもありませんね

 

 

ただしデメリットもあります

それが「針が刺さりにくいこと」です

 

フックが4本もあると

フッキングを決めるときのパワーが

4本の針に分散されてしまいます

 

 

こうなると1本1本の針が刺さりにくく

フッキングを決めるのに苦戦します

 

 

そしてフロントとリアともに

ダブルのセッティングが

苦手とする展開をまとめると…

 

・魚の食いが浅いとき

二枚潮で糸ヨレができているとき

ロッドが柔らかいとき

 

以上3点になります

 

 

魚の食いが浅かったり

二枚潮がきつくて

糸が水中でヨレていたりすると

 

4本のフックに力が分散されている状態では

フッキングが決まりにくいのが辛いところ

 

 

そして苦手なのが

フルソリッドなどの柔らかい竿です

 

柔らかい竿ほど

竿先にショックが吸収されるので

フッキングパワーが伝わりにくいわけですね

 

針を増やすとフッキングしやすい印象ですが

それは逆なんですね!

そうなんですよ実は

 

 

対策としては、

・竿を硬くする

・ジグを重くして糸を張る

・針を細軸にする

 

などがあります。

 

竿を硬くすると

フッキングパワーが伝わりやすくなるし

 

二枚潮等が原因で糸ヨレが大きいときは

ジグを重くすれば糸ヨレが減ります

 

 

DECOYのパイク針などを例に

針を細軸にすれば

細い針の方が貫通しやすいので

フッキング率は向上します

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こんな感じで明確な知識をもとに

状況を読み取って

対策を講じていくことが大切になってきます!

 

 

フロントシングル・リアシングル

前後ともに針を1本ずつ

こちらもオーソドックスなパターンです

 

このセッティングにするメリットは…

・針をしっかり刺しやすい

・ジグアクションがスムーズになる

・フォールもキレイ

 

などが挙げられます

 

 

針数が少ないほど

フッキングのエネルギーが分散されず

1本1本にしっかり伝わります

つまり針が刺さりやすいんですね

 

 

また、針のジャラジャラ感が減るので

ジグが余計な抵抗を受けずに

アクションがスムーズにこなせます

 

 

前後両方に同じサイズの針をつけて

同じ抵抗感を持たせてやることで

重心バランスもつりあって

キレイな水平フォールが可能になります

※前後ともダブルにしたときほどではありませんが

 

 

逆にデメリットは…

 

・魚がバレやすい

 

この1点に限るでしょう

 

 

針が1本ずつしかついていないことで

1本の針で魚とやりとりしなければなりません

 

となると、魚が暴れたときに

1つのフックポイントに大きな力がかかるので

魚の口の傷穴が開きやすく

 

広がった傷穴をフックがすりぬけたり

魚の口の肉が切れて魚がバレます

 

特に海水温が高いときは

魚の口がやわらかくなりやすいので要注意です

 

 

対策としては…

・竿を柔らかくする

・ドラグをゆるく設定する

・魚の引きをロッド操作でいなす

 

などの工夫をして

うまくファイトしなければバレるのは必定です

 

 

フロントのみ

最後にフロントフックのみのセッティング

後ろにはフックをつけません

 

 

ショアではこれがオーソドックスですが

オフショアでは出番が少ないパターンです

 

 

このセッティングのメリットは…

・根がかり回避能力が高い

・激しいアクションをしても絡まない

・ストンと落ちるので二枚潮に強い

 

などが挙げられます

 

 

まず、リアフックなしだと

根がかりしにくくなるのはもちろんのこと

岩礁を攻めるとき

フロントフックのみにすることが多いですね

 

 

また、リアフックがない分

激しいアクションをしても

糸とジグがからむことがなく

アクション重視でいきたい場合は

フロントフックのみのセッティングが望ましいでしょう

 

 

二枚潮が厳しいときは

リアフックをつけて

ジグがヒラヒラと水平にゆっくり落ちると

潮に押されて糸がたるんで

ジグにアクションが伝わりにくくなります

 

 

そういうときでも

フロントフックのみのセッティングだと

ジグがストレートにストンと落ちてくれるので

水中で糸をしっかり張ってくれます

 

こうなるとロッド操作によるパワーも伝わりやすく

二枚潮の中でもジグが軽快に動いてくれるわけですね!

 

 

逆にデメリットとしては…

・フォールバイトをとりにくい

・サワラ系やサバ系をキャッチしにくい

 

という点が目立ちますね

 

 

フォールでバイトしてくる場合は

リアフックにかかることが多いので

フロントフックしかつけていない場合は

フォールバイトを逃してしまうこともしばしば…

 

 

また、サワラは牙でベイトを噛み切る魚なので

尻尾から食ってくることも多く

尻尾から食ってきた場合はリアフックがないと

針にかかってくれません

 

 

サバも牙はありませんが

後ろから食ってくる傾向が強いので

サバがターゲットのときは

リアフック装着が望ましいでしょう

 

 

記事は以上です

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

 

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