正月の家族の食卓に寒ブリを求めて
外洋に面したとあるシャローエリアで
青物を狙ってきました
※動画版はこちら
潮・風・月明りなど
多くの条件がそろってベイトが接岸し
青物がベイトについてくるというパターンで
なんと真冬でも青物ゲームが成立するのです
ただしベイトの接岸具合は
日によってまちまちで
「ボイルはあるけど150m先で届かない…」
なんてこともしばしば
そんな正月のブリをゲットすることを目指して
沖のボイルに届くような
遠投性能抜群のルアーをこしらえて
何度もフィールドに通うことにしました
FJバーティスR 君に決めた
以前から気になっていたルアー
FJバーティスR125S
購入してから何度かスイミングテストをして
「必ずこれで釣れる」
という確信を得て
年末のブリ釣行で使用することにしました
そして通い始めて3日目
この日はルアーの射程圏内にベイトがいたのですが
ついに釣果が…
しかも4投目
釣行開始から2分で
寒ブリがヒットしちゃったのです…!
※ヒットカラー:アデルマイワシ
FJバーティス恐るべし…!
さて、このルアーを迷いなく選んだ理由は4つ
①抜群の飛距離
②スイミング姿勢の安定感
③早巻きからデッドスローまでこなす万能性
④ジャーキングの秀逸さ
専門用語とか売り文句を抜きにして
購入者目線でお話していこうと思います
抜群の飛距離
ミノーの中でも随一の飛距離
と謳われる誇るバーティスシリーズ
その一翼を担う新作 FJバーティス
こちらもまた、抜群の飛距離をもつルアーでした
重心移動システムと
空気抵抗が削られたボディの恩恵で
体感的に安定して70~80m近くは飛ぶので驚き…
もうこれ以外使う気にならんのだが…(笑)
ただし飛距離としては
本家バーティスよりも劣ります
ルアーの動きをワイドにしたり
サーフの波の中でも泳ぎを安定させるために
リップを横広にしているので
本家バーティスよりも空気抵抗が大きく
飛距離としては平均3~5mほど劣るかな?
という印象です
ですが他のシリーズのミノーよりも
明らかに飛行姿勢が安定しているし
キャストが下手な自分でも
他のルアーの1.3倍~1.5倍ぐらいは飛ばせているので
こりゃ沖のボイルに届きますわほんと
スイミング姿勢の安定感
FJバーティスは
サーフでの使用を前提に開発されています
ワイドなリップの恩恵で水噛みがよく
波高のシチュエーションでも
ルアーが安定して泳いでくれます
私のフィールドは波は穏やかなのですが
沖に貨物船が航行したときに
大きめの波が押し寄せます
その波で糸とルアーが揺られ
ルアーの泳ぎが安定しない
みたいなことが多々あるのです
他社のシャロー系のミノーを使っても泳ぎが安定せず
かといって水噛みのいいロングリップのミノーを使っても
潜りすぎて底を擦ってしまうし飛距離も微妙
でもFJバーティスは飛距離も出るし
波高の状況でも安定して泳いでくれる
2023年の自分にとって
これほど感激したミノーはありませんでした…!
早巻きからデッドスローまでこなす万能性
FJバーティスは様々なスピードに対応しています
ポイントを簡潔にまとめるとこんな感じ
早巻き~ミディアムリトリーブでワイドなウォブリング
スローリトリーブでヨタヨタとローリング
ワイドなウォブリングといっても
早巻きをしてもバタバタしすぎず
強すぎず弱すぎない自然なアクションです
ミディアムリトリーブ特化のミノーだと
早巻きをするとバタつきすぎて
次第にアクションが破綻することもありますが
FJバーティスはバタつきによるアクション破綻はありません
早巻きをしても
ミディアムリトリーブと同じくらいの動きで泳ぎます
これを1秒にハンドル1回転のスローリトリーブに変えると
ヨタヨタと控え目な動きで泳いでくれます
これはダイワのミッチー高橋さんが提唱する
※SD釣法(スロードライブ釣法)に対応させるために
スローリトリーブでもヨタヨタ動いて
瀕死のベイトを演出する仕様になっているんだと考えています
※解説:スロードライブ釣法
ヨタヨタ泳ぐミノーをスローに巻いて
何度もヒラメの前を通すことで
渋いヒラメに口を使わせる釣法のこと
そして素晴らしいのが
デッドスローで巻いてもしっかり潜ってくれること
デッドスローで巻くと
リップへの水噛みが甘くて
ルアーが潜ってくれないこともよくあります
しかしFJバーティスは横広のリップの恩恵で
スローに巻いてもリップが水を噛んでくれるので
たとえ波が高かったとしても
メーカーが設定した潜航レンジまで
ちゃんと正しく潜ってくれるんです
こんな感じで
活性の高い個体には早巻きで
冬の活性の低い個体にはスローに
変幻自在にアプローチできることから
冬のブリ狙いでFJバーティスを使うこととしました
ジャーキングの秀逸さ
スローリトリーブでも食わなければ
リアクションバイトを狙って
ジャーキングをすることも視野に入ってきます
FJバーティスのジャーキングを試してみましたが
左右にキレイに跳ねるので
ジャーキングで食わせることも可能です
ジャーキングをすると
フックが絡んでしまうミノーもありますが
いまのところ全くフック絡みは起こっていません
早巻きからデッドスローまで
自然で安定した泳ぎができて
ジャーキングまで難なくこなす
こりゃヒラメだけじゃなくて
青物も釣れるでしょ…!
そんなFJバーティスの性能を活かして
沖で時折ボイルしている
真冬の寒ブリを開始2分で仕留めることができ
充実した正月を過ごすことができました
皆さまもぜひ
釣具店で手に取ってみてください!
青物用に使うなら#5の太軸フックへの変更をオススメします
★タックルデータ
OVER THERE GRANDE 911M/MH サーフ&堤防モデル
22 STELLA C5000XG
PE1.5 リーダー26.5lb
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