青物が釣れないときに読んでほしい!セットアッパー125S-DRの使い方

初心者の方へ

こんな人におすすめの記事です

セットアッパーを使ってみたいけど

釣れないor大きいルアーで釣れるイメージがわきません

使いどころとかコツってあるんですかね?

といった方におすすめの記事です

 

 

実は自分もはじめはセットアッパーを使うのが苦手でした

いろんな動画で紹介されているけど別に釣れない…

なんてこともけっこう経験してきたのですが

 

 

ある程度経験を積んだあとで振り返ってみると

多くの場合は「使うタイミングや場所・状況を間違えている」という理由で

釣れていないことに気づきました

 

 

逆に言うと、

使いどころをおさえれば強い味方になってくれるルアー

ということです

 

 

そんなセットアッパーの使い方

使いどころについて発信していくことにしますね

 

~記事の目次~

・セットアッパーの使い方・使いどころ

・フックセッティングと推奨スナップ

 

こんな感じでいきます!

 

 

カラーに迷ったときは

こちらの記事で別途紹介していますので

もう少し詳しく知りたい方はこちらもご覧ください

 

 

 

セットアッパーの使い方・使いどころ

足場の高い港湾や深場におすすめ

セットアッパーはリップが長い

「ロングビルミノー」という類のルアー

 

特徴としては2つ

ブリブリ泳ぐこととよく潜ること

 

セットアッパーの場合はただ巻くだけで

2m潜ってその深さをキープして泳ぐという感じですね

 

 

で、使いどころとしては

足場の高い港湾や深い場所がおすすめです

 

 

まず、セットアッパーは

足元の岸壁際に小魚を追い込んでいる青物を狙うのが得意です

 

元々深く潜ってくれるルアーなので

足場が高くて水面から竿の位置まで遠かろうと

足元まで浮き上がらずに丁寧に泳ぎきってくれるからです

 

 

さらに、2m潜ってくれる恩恵はまだまだ

 

 

「ベイトの群れの1枚下を通せる」

これがポイントです

 

 

ベイトが群れているとき

青物はベイトの群れの端っこや

群れの中でも下の方にいるベイトを食う傾向があります

(もちろんすべてではありませんが)

 

 

ベイトの群れのど真ん中に突っ込んでしまうと

固まっていたベイトがビックリして

前後左右に散ってしまって狩りの効率が悪くなるからです

 

 

だから青物は群れの端っこや

群れの少し下にいるベイトをつまんで

群れた魚が散らないように端っこから食っていく

というのがセオリーです

 

 

その点、セットアッパーは2m潜ってくれるので

水面付近で群れている小魚の1枚下の層を通すことが可能

 

 

これが釣れる秘密ですね…!

 

 

逆に水深が2~4m程度の浅い場所にはおすすめしません

 

 

水深が浅すぎると底をこすってしまいますし

水深4mほどの場合は2m潜らせると

表層ではなく中層になってしまいます

 

 

ヒラメは中層のベイトを追うので

ヒラメ狙いにはそれでいいのですが

青物を狙う場合だと話は別

 

 

水深4mほどのフィールドではサスケ120烈波などの

潜航レンジ1mぐらいのミノーの方に軍配が上がると思います

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基本はただ巻き・たまにトゥイッチ

セットアッパーの使い方は非常に簡単で

基本的にはただ巻きでOK

 

 

朝夕のマズメや濁っているとき、

空が曇っているときなど、

辺りが薄暗いときはルアーが見切られにくいので

リールを1秒1回転~1回転半ぐらいのペースで巻くとOK

 

速くても1秒2回転ぐらいの巻き速度で使うのが理想ですね

 

 

あまり速く巻きすぎるとリップが水をつかみすぎて

アクションが破綻したりルアーが水面から飛び出すので

海の波立ち具合に合わせて

ルアーが水面から飛び出さないスピードで巻く必要がありますね

 

本当にただ巻くだけでいいのですか?

 

 

大丈夫です。

セットアッパーは内部の重心移動システムに使われている

円柱型のマグネットが揺れ動くようになっていて

 

ルアーが泳いでいる途中にマグネットが少し揺れることで

ルアーが不規則に泳ぎ姿勢を崩すようになっています

 

 

だからルアー側でオートマチックに

泳ぎの変化をつけてくれます

これが巻くだけで釣れる秘密なんですね

 

 

でも巻くだけだとつまらないという方は

ただ巻きの中でたまに

竿先を軽くちょんちょんと動かしてトゥイッチを加えると

意図的に泳ぎを崩すタイミングを作れるので

 

玄人向けにはそういう使い方が合ってるのかと…!

 

 

海中が薄暗いときにハマる

セットアッパーが最もハマるシチュエーションは

海中が薄暗いときです

 

朝夕のマズメ濁っているとき、空が曇っているとき

があって、波立った水面が光を乱反射することで

海中にさしこむ光量が少ないときなどがその例ですね

※あまり波立ちすぎると使いにくいですが

 

 

セットアッパーはブリブリ泳ぐ部類のルアー

太くて大きいシルエットもあいまって

アピール力はかなり強い部類です

 

だから海中が薄暗くてルアーが視認しにくいときに

ルアーをよく目立たせることができるというわけですね

 

 

逆に晴れ・ベタ凪・澄み潮の日中だと

海中が明るすぎてセットアッパーのサイズだと

見切られてしまうので

 

 

見切られないように別のルアーに替えるか

同じセットアッパーの中でまわすなら

セットアッパー97S-DRにサイズダウンしてやるといいでしょう

 

 

 

ベイトがマイワシのときは最強

海中が薄暗かろうと明るかろうと

ベイトがマイワシなどの大型ベイトのとき

青物も大きなベイトを意識しているので

セットアッパーで無双できる展開になります

 

 

マイワシは基本的に水面近くで群れますが

セットアッパーは潜航深度が深いので

 

マイワシの群れの1枚したの層を通すことができます

 

 

青物もエサを食う時には

群れの左右の端っこや群れの少し下の魚をつっつくことが多いので

マイワシの群れの1枚下を通せるというのは

大きなアドバンテージになるわけですね

 

 

ベイトのマイワシの数が多い場合は

ルアーを本物以上に目立たせないといけないので

 

 

同じセットアッパー125S-DRでいくのであれば

ラトリンカタクチチャートベリーなどの

ラトル音も出せる派手なカラーを

 

 

他にもセットアッパー145S-DRにサイズアップしてやるのも有効です

 

 

フックセッティングと推奨スナップ

太軸フックに交換推奨

セットアッパーのラインナップ的に

ノーマルモデルのセットアッパーと

2フックモデルのセットアッパーランカーハンターがあります

 

 

ランカーハンターの場合は

最初から太軸フックがついているのですが

 

通常モデルの方がフッキング率は高いものの

1つ1つのフックはシーバス用で細くて弱いです

 

 

そして通常モデルを青物用に使用する場合は

太軸フックに交換するのを推奨します

 

おすすめするのはがまかつSP#6MH

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これだとめったに曲げられません!

 

 

少しフックを大きく・重くして

荒れた海中での泳ぎを安定させたいのであれば

がまかつSP#5MHにサイズアップするのもOKです

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推奨スナップ

セットアッパーは水をよく噛むし

ルアーがオートマチックに泳ぎを崩してくれるのですが

 

水をよく噛んでくれる分

使うスナップを間違えると水の噛み方が大きく変わり

泳ぎが崩れやすくなってしまいます

 

だからスナップ選びは意外と重要なんですね

 

 

まず、おすすめするのは

カルティバ 剛力スナップ#1

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これでブリもメーターサワラを釣っても

破断したことがないので安心なのですが

 

 

不安なら#1.5に強化するのもOKです

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逆におすすめしないのが

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↑こんな感じのクロスロックタイプのスナップ

 

 

セットアッパーのアイにはクロスロックスナップは通らないので

アイにスプリットリングを噛ませて

そのうえにスナップをつける必要があるのですが

 

 

こうなると糸がルアーを引っ張る支点の位置が変わるので

ルアーの泳ぎが変になります

 

 

だからセットアッパーのアイに直結できる

剛力スナップなどのラウンド型のスナップがおすすめですね

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少し細かく話していきましたが記事の内容は以上です

 

最近では小さいルアーが主流になってきて

大きいルアーを信じられない人も多いと思います

 

 

フィネス化が進んでいく現代でも

大きいルアーでも使いどころをおさえればまだまだ釣れます

 

そう、大事なのはルアーの長所を活かしたうえで

ルアーを適材適所で使い分けること

 

 

その1ピースとしてセットアッパーがあり

この記事で述べた内容が活きてくれたら私も幸いです

 

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