こんな人におすすめの記事です
24ブルースナイパー103ML-Mの購入を検討していますが
購入前に使い勝手などを知っておきたいです
ロッドは高い買い物なので迷いますよね
本当に自分の得たい価値が手に入るのか?
そういう心配と戦いながら選んでいくことになるのは
言うまでもありません
私は2024年の6月ころにこのロッドを購入したのですが
大阪湾~和歌山のさまざまなフィールドに通いこんで
ショアジギングをしてきました
今回はこのロッドのユーザーとして感じていることを
できるだけ読者の方の知りたいことに寄り添って
記事として記して行こうとおもいます
内容はこんな感じ
~お品書き~
・どんなフィールドで使用しているか?
・購入しようと考えた経緯
・どんなリールが合うか?
・適合するルアー(キャスト面・操作面)
・ビッグフィッシュとのファイト感(フッキング面・ファイト面)
ご興味があるところをつまんでお読みくださいね(^^
※こちらの動画で使用しています
どんなフィールドで使用しているか?
私は大阪湾〜和歌山の堤防・テトラ帯などで
小型青物から大型青物を狙って
このロッドを使用しています
この地域で釣れる青物といえば
ブリ系・サワラ系・シイラ・カツオ・カンパチ(〜60cm)などです
大型のヒラマサや特大サイズのカンパチなどは釣れないので
このロッドで勝負にならないような相手は
あまりいないフィールドです
使用するルアーは主に30~60gのジグ
深いところでは80gも使ったりします
プラグでいうと125mm~150mmクラスのものですね
購入の経緯
繰り返しになりますが
私は大阪湾~和歌山北部の堤防やテトラ帯などをホームに
小型青物から大型のブリまでのサイズを視野に狙っています
その際にサーフ用ショアジギロッドである
オーバーゼアグランデ911M/MHと
ロックショアに特化したショアジギングロッド
コルトスナイパーXR S100Mを使い分けていたました
オーバーゼアグランデ911M/MHは軽くて普段使いには最高で
大型魚とのファイトも問題なかったし
ジグはもちろん20g台のプラグも非常に飛ばしやすかったのですが
深い場所で60gのジグをシャクったり
メタルバイブの早巻きをしたりとなると
瞬間的な竿の反発力が足りなくて
竿の力によるアシストをじゅうぶんに得られなかったので
リールを巻く方の腕に過大な負荷がかかるのがストレスでした
もう1本のコルトスナイパーXR S100Mは
竿が硬くて反発力が強く
重いジグやバイブの早巻きなどの負担の大きい作業も竿の力がアシストしてくれるので
楽に使用することができていたのですが
10~20g台のプラグを飛ばそうとなると
竿がしなってくれずに飛距離がのびないのがネックでした
朝イチの出勤前に釣りに行く際は
ロッドを2本も用意するのはしんどいし
今日はバイブやジグの釣りかな?プラグの釣りかな?と
どっちなのか見立てをして竿を1本選ぶ
っていうのもなかなか決断力がいりますし億劫でした
そこでこう思いました
「1本でプラグもメタル系も両方こなせるやつってないかな?」と
そこで白羽の矢がたったのが
24ブルースナイパー103ML-Mだったというわけです
お値段は高いけど
1本2役だから価値はあるかも…!?
どんなリールが合うか?
私はこのロッドにあわせて
20ツインパワーC5000XG(自重260g)を使用していましたが
少し自分の感覚と合わないと感じたので
21ツインパワーSW6000HG(420g)に機種替えしました
ロッドの長さが10フィート3インチということで
一般的な10フィートのショアジギングロッドよりも少し長いため
軽いリールでは先オモリしやすいように感じます
実際にツインパワーC5000XGをあわせた際も先オモリしたので
ロッドの先オモリ感に加えて
フルキャストした際の遠心力で
少し体が前に持っていかれそうになることもありました
これはフルキャストしにくいだろうなー・・・
と思ってリールを重くすることを思案
そして21ツインパワーSW6000HGにあわせると先オモリは解消され
めちゃくちゃちょうどいいタックルバランスとなりました
もちろんキャストフィールは最高
バランスがいいためか
その他のロッド操作の際も無駄な力が入らないので最高です
どんなルアーにマッチする?(キャスト面・操作面)
キャスト面
24ブルースナイパー103ML-Mは竿先がMLクラスなので
軽いルアーでもよくしなります
実際にどのくらいの重さのルアーなら
よく飛ぶのでしょうか?
とはいってもショアジギングロッドのカテゴリなので
10g台の軽量プラグではあまりしならず
これだとシーバスロッドの方が投げやすい印象
投げやすくなってくるのはプラグだと25g〜50gぐらい
ジグや鉄板などの金属系なら30g〜80gがちょうどいいラインですね
30gの軽いジグを投げてもちゃんとしなってくれるのはもちろん
柔らかいロッドだと重いルアーを投げるのに
力不足で飛ばないこともあるのですが
このロッドの場合は問題なく
60gであろうと適合ウェイトギリギリの80gであろうと
難なくフルキャストすることができます
そして飛距離の面では
10フィートのロッドよりも3インチ長いことによって
10%増しぐらいで飛んでる感じはありますね・・・!!
メーカーに忖度せずに強いて欠点を挙げるとすれば
竿先が柔らかいので、投げ方によっては
投げたあとに竿先がバインバインと震えることがある
というぐらいですかね
ロッドをまっすぐ振り抜けなかったときは
キャスト後に竿先がバインバインと震えて
糸が揺れることによってコースが微妙にブレたり
無駄な抵抗ができて飛距離が落ちることはあります
でもこれは柔らかいロッドならある程度仕方ないことだし
アングラー側の投げ方の改善でどうにでもなる範囲なので
まったくもって不満は感じていません
ルアー操作面
このロッド1本で多彩なルアーを使用していますが
ルアー操作の面では「適合ウェイト内ならかなり快適」という印象です
私が使用しているルアーは
125〜150mmクラスのトップウォータープラグ(ポッパー・ダイペン)
120〜150mmクラスのミノー
80〜110mmクラスのヘビーシンペン
30〜80gのジグ
40gの鉄板バイブ
だいたいこのあたりで
けっこう幅広いラインナップですがかなり快適に扱えていますね
MLクラスの柔らかい穂先がいい仕事をしてくれるので
トップウォータープラグの操作感でいうと
アクションが破綻しやすい小型のダイビングペンシルであっても
水面を割ってしまうことはあまりありません
竿先が柔らかいとはいえ
バット部分はMクラスで粘りがあるため
大きいミノーやシンペンを使用しても
ただ巻きはもちろん、ジャーキングも難なくこなしてくれますね
深いところで重いジグをシャクったり
鉄板バイブの早巻きをしたりといったパワーが要求される場面では
Mクラスのしっかりしたバットが活躍してくれて
竿の粘りによってリールの巻きをアシストしてくれます
だからジグをシャクるときも
鉄板バイブを巻き上げるときも
以前使用していたコルトスナイパーXR100Mよりも
だんぜん楽に巻き上げることができますね。
楽に扱えるウェイトとしては
ジグは80gまで楽勝
バイブレーションは〜50gといったところですね
ビッグフィッシュとのファイト感(フッキング面・ファイト面)
私はこのロッドを購入してから
20cm台のツバスから80cm台のブリまで釣っています
あとはスマガツオやペンペンシイラも釣ってます
発売してから日が浅いので
他の魚種はまだ釣り上げることはできていませんが
フッキングやファイトの感覚を記しておきます
まず、24ブルースナイパー103ML-Mは竿先がMLクラスのため
小さい個体のバイトでも弾かずに乗せやすい印象です
だから食いが渋くてバイトが浅いときや
「バレやすい」と言われるトップの釣りでもしっかり乗せきれますね
ファイト面に関しては
バットはMクラスといえども
沖磯での釣りを想定した規格でのMクラス表記なので
一般のショアジギングルッドのMH以上のパワーを持ち合わせている印象です
だから70cm台のメジロ(ワラサ)が足元でかかったときも
簡単にいなすことができたし
ロッドの粘りが強いので魚が弱るのがはやかったです
その半月後にテトラ帯で80cmのブリを釣りましたが
その際もテトラが入り始めるあたり(15〜20mほど)でヒットがあったのですが
手前で体力バリバリのブリであっても全く負けずに主導権を握れるし
魚は1分ほどで完全に沈黙するほど弱っていました
これまでの自分は大物とのファイトのあとに
肩が筋肉痛になっていましたが
このロッドを使うとあまりにもファイトが楽なので
筋肉痛になることがなくなりました
ただ、メーカーの記載にもあるとおり
ヒラマサやカンパチが相手だと5kgほどが限界ではないか?と・・・
大型のヒラマサ・カンパチ相手なら
パワー不足になってしまうのは否めないですし
磯場でよく見る大物をずり上げる場面では
竿先がやわらかいので少し心配ですね
なので24ブルースナイパー103ML-Mは
磯や堤防の中型〜大型のブリ・サワラ・シイラなどには最高で
根に走るタイプのヒラマサ・カンパチにはもう少し!
という感じのファイト感だと感じています
最後までお読みいただきありがとうございました
一応、大型青物とのファイトシーンを含む動画を2本UPしているので
実際のファイト感などはそちらをご参考にどうぞ
コメント