こんな人におすすめ
サーフロッドの購入を考えていますが
アーリーフォーサーフ99MLが気になったので
使用感などを知りたいです
という方におすすめの記事です
先に結論から言っておきますね…
めっちゃ満足しています
しかも年中これ1本でいけます
でも竿は高い買い物なので
買う前に使用感が気になりますよね
どんな釣りに向いているか?
どんなルアーが合うか?
どんな魚を狙うのに合うか?
使用感はどんなものか?
そういった疑問にお答えするために
このロッドの使用者という立場から
ロッドの使用感について説明していく記事にしたいと思います
~お品書き~
・基本スペック
・実際の使用感をレビュー
①ルアーのキャスト感・感度・アクションのしやすさ
②ショートバイトも弾きにくいティップが素晴らしい
③大物にも負けないバットパワー
こんな感じで使用していてオススメできる点をご紹介していきます
かといって褒めるばかりではなく
各章の中で「こういう使い方はおすすめできない」
と思えるポイントはちゃんと述べて
できるだけ忖度のないレビューをしていきたいと思います
基本スペック
全長 | 2980mm |
仕舞寸法 | 1525mm |
自重 | 155g |
継数 | 2本継 |
ターゲット | フラットフィッシュ・シーバス・青物・チヌ等 |
ルアー | ジグヘッド・ミノー・バイブレーション
シンキングペンシル・メタルジグ・その他各種ワームリグ |
適合ウェイト | 7~35g |
適合ライン | PE0.8~1.5号 |
適合フィールド | サーフ・干潟・河川・堤防等 |
適合リール | 3000番手は軽いリールなら先重りする
4000~5000番が理想だが操作感と相談 |
基本スペックはざっとこんな感じです
私の場合はPE0.8号~1号を巻いた
20ツインパワー3000MHGを合わせて
サーフ・河川・干潟を中心に
たまに漁港の堤防からも使用しています
ターゲットとしてはフラットフィッシュ・シーバスを中心に
たまにチヌと青物がかかる
といった感じです
実際の使用感を徹底レビュー
ルアーのキャスト感・感度・アクションのしやすさ
アーリー99MLフォーサーフは
MLクラスのロッドなので穂先が柔らかいのが特徴
こちらを購入する際に
他社(D社・S社)のシーバスロッドと比較検討してみましたが
同クラスの他社製品よりもティップの入りがいいんですよね
柔らかいティップの恩恵は
様々な分野で感じることができます
まずはルアーのキャストの面ですね
竿先が柔らかくてしっかりしなってくれるので
軽量のジグヘッドや軽量のプラグでもよく飛びます
ジグヘッドでいうと
ワームの重量を抜きにすると
7g~25gくらいまでのジグヘッドがよく飛びます
メタルジグ・バイブレーション・ペンシル系でいうと
軽いものから適合ウェイトギリギリの35gのものまでストレスなく扱えます
ミノー・ポッパーなどだと
7~35gのキャスト可能なウェイト内では
マイクロベイトパターン用の小型プラグから
120mmクラスのものまではよく飛ぶ印象です
ちなみにキャスト精度の面では
小規模河川の橋脚のピンポイント撃ちとかはさすがにキツイですが
竿の長さ的にも
基本的にはオープンエリアでの使用が中心なので
「だいたいこの辺に落としたい」といったエリアには
竿先がブレることなく正確に入れることができます
フラットフィッシュ狙いでいうと
軽くて小さいルアーを扱うサーフフィネスから
強めの釣りまでいろいろと対応できそうますねですね!
シーバスフィッシングでも
扱えるルアーの層は広そうだな…!
ただし、ファットで空気抵抗が大きいルアーを投げるとなると
もう少しパワーが欲しいかな?という印象です
たとえば深場でのフラットフィッシュ狙いで
28g以上のジグヘッドに
4インチ以上の太めのシャッドテールワームを合わせたり
シーバスやフラットフィッシュを狙う際に
140mmクラスで
シルエット的に太いプラグを投げたりという感じになると
投げれることは投げられるのですが
イマイチきれいに正確に飛ばないような感じがします
大きめのプラグや重いジグヘッドを投げることを重視したいのであれば
MLではなくMクラスのロッドをおすすめしますかね
感度やルアーアクションについてはどうでしょうか?
ティップが柔らかかったら
感度はあまりよくないのでは?
ルアーのアクションをさせにくいのでは?
と心配な方もいらっしゃると思うので
きちんと言及しておきますね
使ってみた感じ
竿先が柔らかいといっても
決してペナンペナンな感じではなく
感度も損なわれていません
ルアーをアクションさせる際にも
幅広くいろんなルアーを扱いやすい感じですね
まず、ロッドの自重は軽いので
ただ巻きをしているときの巻き感度もいいです
アクション面ですが
もう少し具体的に掘り下げますね
まずはボトムワインドから
竿先が柔らかい一方で最低限のハリがあるので
浜名湖などでおなじみのボトムワインドもギリギリできます
ジグヘッドの重さは7g~25gぐらいが理想です
※竿が長いのでちょっとしんどいですが(笑)
次にミノーのジャーキング
70mm~120mmクラスのミノーまで
140mmクラスでも細身のものであれば
ルアーが跳ねすぎることもなく
逆に力不足でもなくかなりやりやすいです(むしろ最高)
次にトップウォータープラグの操作
60mm~120mmクラスのペンシルベイトやポッパーまで
アクションが破綻することなくキレイに操作できます
多少カップが深いポッパーでも
力不足な感覚はなくしっかり引ききってくれます
なんでもできるじゃないですか(笑)
ライトショアジギングで
30gくらいのメタルジグをシャクるのも楽勝ですからね(笑)
巻きがメインとなるサーフのフラットフィッシュの釣りだけでなく
シーバス・青物・タチウオ狙いでも幅広く活躍しますよコレ
ショートバイトを弾かないティップが素晴らしい
MLクラスのティップの柔軟性の恩恵
竿先が柔らかいことで
魚のバイトに対して竿先がしっかりくいこんでくれます
よって、魚のバイトを弾きにくいので
魚のフッキング率やキャッチ率が大幅に向上しました
たとえば晩秋・冬・初春にかけての
低水温期のフラットフィッシュゲーム
低水温期にはヘビキャロのズル引きで
マゴチやヒラメを狙う方も多いと思います
でもヘビキャロってフックが1本だけだし
低水温期の魚のバイトは浅いし…
ということで
ちゃんと食い込ませてからフッキングする必要があります
でも魚にルアーを食い込ませる過程で
竿先が硬ければ魚が違和感を感じて
ルアーを吐いてしまうことがしばしば…
そういった悔しい失敗が多かった中で
アーリー99MLフォーサーフを使うようになったのですが…
食い込みがすごくよくなったので
Mクラスのシーバスロッドを使っていたときと比べて
フッキング率は2倍以上になりました…!
この恩恵はシーバス釣りにも…
私は春のマイクロベイトパターンや
シーズン問わずトップウォータープラグで
シーバスを釣るのが好きなのですが
この釣りにつきものなのが
「アタリはあるけど乗らない」という現象(笑)
マイクロベイトを食うときは
弱い吸い込みでもシーバスの口に入るので
バイトが小さいですよね
トップでシーバスを狙う際も
ルアーの浮力と竿の反発力が邪魔して
うまくフッキングができないこともあります
でもアーリー99MLフォーサーフなら
8割をこえる高確率とまではいきませんが
これらのバイトもしっかり乗せ切ることが可能です
大物にも負けないバットパワー
アーリー99MLフォーサーフは
竿先が柔らかいものの
バットのパワーは強めなので
ある程度の大物でも戦い抜けます
でも釣り場に出てみると
不意にめちゃくちゃデカい外道が釣れることも(笑)
そんなアクシデントもあるので
実際にどの魚種のどのサイズまでいけるの?
という疑問がついてくるはず
だからその点についても言及しておきます
限界値としては
足場のいい堤防で60cm級の青物とファイトするぐらいまでなら
時間をかければ大丈夫です
これがたとえば磯やサーフの波打ち際でファイトしろ
と言われたら少し厳しそうですが
サーフのメインターゲットとなるヒラメ・マゴチは
サイズ・フィールド問わず楽勝でファイトできますし
70cm級のシーバスと
激流エリアでファイトしても楽にファイトすることができます
(ランカーはこのロッドで釣ったことがないのでなんとも言えませんが)
激流エリアでデカいエイがかかったときには
けっこうしんどかったですが
ファイトする上では問題なく
糸が切れなければなんとか大丈夫かな
という感じです
さすがにナルトビエイは無理ですが(笑)
私のレビューは以上です
今回の記事は
アーリー99MLフォーサーフの実際の使用感を
実釣の経験にもとづいてつづっていくという感じでいきましたが
参考になりましたでしょうか?
宣伝感を出したくなかったので
記事の中ではひかえめに言っていましたが
ぶっちゃけこの竿はかなりおすすめで
使用者としても非常に満足しています
気に入っていただいた方はご購入いただき
この竿の良さを語り合えたら嬉しいです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました
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