マゴチ釣りに効果的なルアーの動かし方と使い分けを解説!

初心者の方へ

こんな人におすすめ

マゴチ釣りを始めました

まだ初心者なので、

効果的なルアーのアクションや

使い分けがよくわかりません

とお悩みの方

 

身に染みてわかります…

 

私もマゴチ釣りを始めて日が浅いのですが、

どれが正解?

って思いながらてんやわんやしていました(笑)

 

でもすこしずつ経験を積んでいくうちに、

だいたいの感覚を掴めてきました

 

今回の記事では…

・マゴチ釣りに効果的なアクション

・アクションの使い分けのノウハウ

を書き記していこうと思います

 

最後までお読みいただけると幸いです。

 

筆者について

いつもご愛読いただきありがとうございます。

てっちりと言います。

 

関西圏のフィールドをのらりくらりしながら、

ルアーフィッシングを楽しんでいるアングラーです。

 

釣りの研究が好きで、

釣りの試行錯誤の過程をYoutubeチャンネルで配信しています。

こちらの動画は

直リグのズル引きで冬のマゴチを仕留めた動画です

ほかにもマゴチ釣りの動画を複数本上げて

釣るためのポイントや思考法などを配信しています

 

マゴチ釣りに効果的なルアーアクション

さて本題に入りましょう

マゴチ釣りに有効なアクションとして、

有名なものは5つあります。

・ただ巻き&テンションフォール

・ストップ&ゴー

・リフト&フォール

・ダートアクション

・ズル引き

 

この記事ではどのアクションが

どんなときに効果的なのか?

という点を図解つき・理由つきで解説します。

 

 

【前提】マゴチは底から50cm圏内を狙う

 

マゴチは狩りも泳ぎも下手な魚

 

ということで、

マゴチは底にべったりと張り付いて隠れながら

自分の目の前を通過したエサや

目の前に落ちてきたエサを狙います

 

もしも底からルアーを浮き上がらせすぎると、

マゴチの捕食圏から外れてしまいます。

 

具体的にいうと、

底から50cm以上浮き上がると、

マゴチはルアーを追うのをあきらめてしまいます

 

なかなかの諦めの早さです(笑)

松岡修三を送り込んで鼓舞してもらいたいぐらいですね(笑)

 

さて本題に入ります

どんなアクションがあるのか?

どんなアクションをどんなときに使えばいいのか?

 

ただ巻き&テンションフォール

いちばん簡単なのがただ巻きです

 

マゴチの活性が高くて、

マゴチが見境なく食ってくる場合

ただ巻きが有効です。

 

マゴチを狙う場合はこんな感じ

底を擦らない程度の速さ

リール3~5回転→テンションフォール→着底

 

このぐらいの感覚でアクションさせると効果的でしょう。

底まで落ちる時間

巻きを止めてから1~2秒ほどが理想です。

 

それ以上時間がかかる場合は、

ルアーが浮き上がりすぎているということなので、

マゴチの捕食圏から外れている可能性があります。

 

アタリが出るタイミングは、

フォール中と着底後の巻き始めが多いです。

 

 

 

 

ストップ&ゴー

ストップ&ゴーは、

速い動きで魚にルアーの存在を気づかせ

定期的にストップを入れてマゴチに口を使わせるアクションです。

 

やり方はこんな感じ

リールを3~4回転→1秒ストップ

→リールを3~4回転→テンションフォール→着底

これを数セット繰り返す

 

リールを巻くときは少し速めに、

ストップさせるときはスピードがゼロに、

といった感じで緩急をつけることが大切です。

 

マゴチのキモチはこうでしょう。

ゴー  →「あの魚食いたいけど動きが速いな…

ストップ→「ん、止まった?もしかしてチャンス!?

って思わせてマゴチに口を使わせます(笑)

 

等速のただ巻きで食わないけど、

マゴチの捕食スイッチを無理やり入れたいときは、

動きの緩急をつけたストップ&ゴーで誘ってみましょう

 

 

 

 

リフト&フォール

リフト&フォールは、

マゴチの活性が低いときに有効です。

 

やり方はこんな感じ

糸を張った状態で、

竿先を上に持ち上げる→ルアーの着底を待つ

→糸フケをとって糸を張る

 

これの繰り返しです

 

リフト&フォールは

小まめな上下動を何度も繰り返すため、

マゴチの前に何度もルアーが落ちることになります。

 

日中や低水温のときなど、

活性が低いときのマゴチはエサを追わず

落ちてくるエサにだけ反応することがあります。

 

そんなマゴチの前に、

何度も上からルアーを落としてやると効果的

ってわけなんです。

弱って上から落ちてくるような

楽に食えるエサを演出する

これがリフト&フォールの役割なんです。

 

 

ただ巻き・ストップ&ゴー・リフト&フォールでのルアー選択

底にいるマゴチをただ巻き・

ストップ&ゴー・リフト&フォールで狙うためには、

 

メタルジグ・メタルバイブ

ジグヘッド&ワームが有効です。

 

★メタルジグの場合

メタルジグの場合は、

サーフ用のメタルジグで

フックがお腹側についているものを選ぶとよいでしょう。

 

メタルジグの強みは遠投性能です。

だから遠投できるように

重さは30g~40gが望ましいかと思います

 

おすすめのメタルジグは、

飛びすぎダニエルやヒラメタルZです。

 

根がかりが気になるようであれば、

メタルマルなども有効です。

メタルマルは前方に重心があるので

着底したときに尻が上がってくれます

 

だから尻側のフックが

根がかりしにくいようになっているんです

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★メタルバイブの場合

メタルバイブの場合は、

14g~28gのものを基本とし、

水深2mもない浅場では7g~10gを使うのもよいでしょう。

 

14~28gだと個人的にアイアンマービーがおすすめ

 

7gだと根がかり回避性能に優れた

チヌブレードがおすすめです。

 

 

★ジグヘッド&ワームの場合

ジグヘッド&ワームを使用する場合は、

根がかりが少ないエリアなら、

浜王などのヘッドとワームがセットになったものが有効です

 

根がかりが多いエリアなら、

針が上向きのジグヘッド単体に、

シャッドテールまたは

カーリーテールのワームを刺すといいでしょう。

 

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ムゲンヘッドロングシャンクは水の抵抗が小さく、

底から浮き上がりにくい仕様になっているので、

底に張り付いているマゴチを狙うのに適しています

重さも5gからヘビーなものまでそろっています。

 

価格も安い(1つ約70円)ので、

万一ロストしても精神的にきません(笑)

 

ワームはお好みですが、

個人的にはシャッドテールなら

ドリームアップのドリームシャッド3~3.5インチ

カーリーテールなら

KEITECHのフラッパーグラブがおすすめです。

 

両方ともテールの水押しが強いので、

マゴチに強くアピールしてくれます。

 

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ただ巻きでマゴチを釣った動画がこちら

アクション等の解説も行っています

 

 

ダートアクション

ダートアクションとは、

ルアーを左右にジグザグ泳がせるアクションです。

ジグザグと跳ね回るルアーを見て、

マゴチが思わず口を使ってしまう

「リアクションバイト」を誘う釣りになります。

 

なぜ釣れるのか?というと

・エビが跳ねる動き

・ハゼが跳ねる動き

・パニックになった小魚が逃げ惑う動き

 

こうした自然界で起こっているできごとを

ダートアクションを通じて表現できるからです。

 

マゴチの本能に訴えかける釣り方なので、

活性が高いときでも低いときでも有効です

 

 

やり方は少々難しいです

着底後…

竿先を下げて少し糸をたるませる

竿先を勢いよく上げながらリールを1回転

→そして、たるんだ糸を竿先で弾く

これを3~4セット繰り返したあと、

テンションフォールで着底させる

 

こうすると、ルアーが左右にジグザグ動きます。

 

ダートアクションのルアー選択

ダートアクションをさせるためには、

先端がとがったダート用ジグヘッド

ピンテールワームを使います。

 

ダート用のジグヘッドはたくさんありますが、

私はその中でも最も安価なムゲンヘッドを使っています

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ワームはピンテールワームなら

なんでも大丈夫なのですが、

メジャーなものでいうと

オンスタックルのマナティ

ドリームアップのDD8がおすすめです。

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カラーのおすすめは

エビの色を模した赤系・黒系・白系

ハゼの色を模した茶系・緑系などが望ましいです

 

 

底のズル引き&小技

少し根がかりが増えますが、

ジグヘッドや直リグなどを使い、

底をズル引きするのもマゴチ釣りに有効です。

 

こちらも活性が高いときでも

低いときでも有効です。

 

ズル引きのやり方はカンタン

 

底を擦りながらリールを巻くだけです(笑)

それだけでオモリが底の砂を巻き上げ

広範囲のマゴチにルアーの存在をアピールしてくれます

 

もしズル引きで食わない場合には

プチテクニックがあります。

 

底を引いていると岩などに当たることがありますよね?

そんな岩などに引っかかったときに、

竿をあおってルアーを跳ね上げさせるのが有効です

ルアーが跳ねるアクションは、

エビやハゼなどが跳ねる動きに似ているので、

それを見てマゴチが思わず口を使ってしまうことがあります。

 

ズル引きでは反応がないときにやってみましょう。

 

 

ズル引きときのルアー選択

底のズル引きをする場合は、

ジグヘッド&ワームでもいいのですが、

根がかり回避性能に優れた

「直リグ」がおすすめです。

 

直リグではワームで針先を隠すことができる

オフセットフック」を使用するため、

フックが岩や海藻に引っかかりにくいんです

 

作り方はカンタンで、

・ナス型オモリ

・スナップ

・オフセットフック

・ワーム

この4つがあれば十分です

 

セッティングの仕方や

直リグでの釣り方はこちらの動画で紹介しています。

たぶん文章よりも動画の方がわかりやすいと思います

 

この動画内で使っている道具は以下のとおり

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おわりに

マゴチの時合は短く、

短い時合の中で答えを見つけなければなりません。

 

「どのアクションがいいか?」と考えながら

ひとつひとつを試すのもいいのですが、

時合は短いので時間が足りません

 

そんなときに重要なのが、

仮説を立ててトライすることだと気づきました

 

「今日は〇〇と××っていう条件だから活性が低いだろう」

「マゴチも底に張り付いて、あまりエサを追わないかも」

「リフト&フォールで何度もマゴチの目の前にルアーを送り込むのが有効か?」

みたいな感じですね。

 

それぞれのアクションの

長所を知って使い分けることで、

短い時合の中で答えが見つかるようになることでしょう

 

みんなで爆釣しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました

 

 

 

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