こんな人におすすめ
コルトスナイパーXR S100Mに
乗り換えようと思うのですが
購入前に使用感を知っておきたいです
とお考えの方や、単に興味がある方におすすめです
ロッドは高い買い物なのでミスができませんね…
だからこそ細かいレベルでの口コミを見て購入される方が
安心してお金を使うことができます
自分もけっこう慎重派で
よく吟味して購入するタイプなので
めちゃくちゃ共感できます
さて、この記事では
コルトスナイパーXR S100Mを実際に使用してみて
わかった使用感を述べていきたいと思います
~お品書き~
①基本スペック
②適合リール
③キャスト感 ~どんなルアーが投げやすい?~
④ルアーアクション
⑤魚とのファイト感 ~大物とのファイトはどう?~
個人的な見解とはなりますが
いい面・悪い面の双方を見て中立の立場でインプレしていきたいと思います
基本スペック
全長 | 305cm |
仕舞寸法 | 157cm |
自重 | 282g |
ジグウェイト | MAX70g |
プラグウェイト | MAX56g |
PE | MAX3号 |
製品コンセプトについては
メーカーの公式HPにはこのように書かれています
メタルジグとプラグの双方に適応し、
良型の青物や様々な回遊魚の攻略に活躍。
フィールドは沖堤、サーフ&ゴロタ浜、地磯といったシーンを得意とします。
推奨リールサイズは4000~6000番。
”メーカー公式HPより引用”
実際に私も堤防や急深サーフからのショアジギングで
このロッドを使用して青物を狙っています
小型の青物から大型のサワラ・ブリ・シイラまで
様々な魚をこのロッドでキャッチしてきたので
思い入れがある1本です
重さとしてはMクラスのショアジギングロッドにしては重め
パワーもMクラスという表記にしては強めです
これは磯でのハードな使用を考慮して
そのような仕様にしているのだと考えられます
あと、メーカーが推している「スクリューロックジョイント」ですが
マジで竿の継ぎ目がズレないのでおすすめです
実は1回もズレたことがありません!
適合リール
メーカー公式には
「推奨リールサイズは4000~6000番」とありますが
実際はどうでしょうか?
結論から言うと
汎用スピニングの4000~5000番ではちょっと先重りする
SW機種のスピニングなら4000~6000番がベストマッチ
という印象です
私も実際20ツインパワー4000XGを合わせて使用していますが
ストレスなく使える範囲内ですが少々先重りする印象です
なので自重が350g以上ある
SW機種の4000~6000番を選ぶ方が先重りせず
キャストとルアーアクションがやりやすくなると思います!
キャスト感 ~どんなルアーが投げやすい?~
はじめに大切なことを言っておきます
コルトスナイパーXRの硬さ表記は
他のショアジギングロッド+1クラスぐらいの硬さだと思っています
だからたとえば普段MHのロッドを使っている方は
コルトスナイパーXRに置き換えるとMぐらいの強さになる
といった感じです
意図してこうなっているのかは不明ですが
全体として、磯でのハードな使用ができるモデルに仕上げたため
1ランク上の硬さになっているんだと思います
さて本題の「キャスト感」です
メーカー公式HPには
「メタルジグとプラグの双方に適応」と書かれていますが
ユーザー目線でもう少し具体的に掘り下げていこうと思います
個人的な見解を早見表としてまとめると…
ジグ | 30g未満の軽いジグは苦手
40~70gまでのジグを非常に投げやすい オーバーウェイトとなる90gでも楽勝(自己責任ですが) |
プラグ | 20g台までのプラグは苦手
30g以上のプラグがベストマッチ |
といった感じです
軽いものは苦手なんですね!
そうですね
前述したとおり竿の硬さについては
他の製品のMHクラスぐらいあります
全体的にどうしても硬いんですよね
だから軽いルアーを投げると竿先がしならずうまく飛びません
とはいえ硬いのが悪いわけではなくて
全体としてロッドの反発力・復元力が強い分
40~70gのジグ
ひいては推奨ウェイトを多少オーバーしていても
容赦なくフルキャストできるし
実際によく飛ぶのが魅力的です
ルアーアクション
個人的な見解ですが
ルアーにアクションを加えた場合の使用感を
早見表にしてまとめてみました
ジグ | 30g以上なら非常にシャクりやすい |
バイブレーション | 重いバイブレーションを深場で使用しても楽 |
プラグ | ミノーのジャーキング◎
ポッパー・ダイペンのアクション◎ |
ルアーの操作感覚でいうと
一部の軽いルアーを除けば全般において使いやすいです
青物相手だと
水深の深いフィールドでされる方も多いと思いますが
深場を早巻きで攻めるとなると
水圧もかかってくるので巻き上げがしんどいですよね…
でもコルトスナイパーXR S100Mは
パワーが強いので竿がルアーの巻き上げをアシストしてくれます
だから深場から重いルアーを早巻きするのも楽なんですよね
プラグの操作感においても
20g台のプラグだと投げにくいのを我慢しなきゃいけませんが
アクション面でいうとかなりやりやすいです
パワー不足であることはまずありえず
ルアーがミスダイブしてしまうほど
反発力が強すぎることもありません
この点に関しては、メーカーが謳っている
「メタルジグとプラグの双方に適応」という言葉がお似合いだと思います
魚とのファイト感 ~大物とのファイトは大丈夫?~
実際に魚とファイトしてみた際の感覚も
あわせてお伝えしておくと…
リールと糸さえしっかりしていれば
足場が悪い場所でも
手前にキツいブレイクが入った場所だとしても
10kgクラスのブリでも大丈夫
サワラはサイズ問わず楽勝
シイラとのファイトも大丈夫
という感じですね
私は大阪湾の堤防・テトラ帯がホームなのですが
このロッドでヒラマサやカンパチをかけたことはないので
そちらは専門外ゆえにわかりませんが
たいていの大物とのファイトは難なく可能です
テトラ際を横に走られたとしても
糸さえしっかりしていれば
パワーファイトで無理やり寄せることもできますし
安心してファイトできると思います
Mクラスだと大物とのファイトが心配な方もいると思いますが
前述したとおり
このロッドは他のロッド+1クラスぐらい硬いので
たとえMクラスでも難なく大物とファイトできますよ!
フッキングについてはどうでしょうか?
魚にフッキングする上では
極端に吸い込みが弱くて浅いバイトのとき以外は
弾くことなくしっかりフッキングを決めることができます
深い場所で魚がかかったときも
フッキングパワーがしっかり伝わるのでいい感じです
一方で竿先が硬い分
サゴシなどの魚は口切れしやすいので
ファイト中のドラグ調整は必要かと思いますが
極端に口切れバラシがあるわけでもないのでご安心を
できるだけ中立の立場から具体的に述べるように意識してきましたが
記事の内容は参考になりましたでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました
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