(記事の更新 2022年 5月28日)
こんな人にオススメ
「メタルバイブは釣れる」とよく聞きますが
私はメタルバイブで青物が釣れなくて
頭が真っ白になりそうなんです
他のルアーでも釣れるのに、
わざわざメタルバイブを使う必要があるのでしょうか?
メタルバイブの使いどころを教えてください
この記事では、実際の釣行記録をもとに分析した
「メタルバイブの使いどころ」
「こんなときは絶対にメタルバイブが有効だぞ!」っていうタイミングを
図表つき・理由つきで、論理的にわかりやすくお伝えします。
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読者の皆さんへのメッセージ
こんにちは、てっちりです!
和歌山~阪神間でショアジギング研究に没頭しています!
てっちりはショアジギング2年目ぐらいまでは、メタルバイブを使うのが苦手でした
正直言って、活性の高い時期はどのルアーでも食います
だからわざわざメタルバイブを優先して使う理由なんてありませんでした
しかし、そんなてっちりがメタルバイブを多用するようになったきっかけがありました。
2019年 11月後半 気温も水温もかなり低下してきた時期
場所は武庫川一文字 てっちりのルアーにアタリがない中で
右隣の人だけが釣れる…
使ってるのはメタルバイブ…
右隣の人と同じものを投げて同じ狙い方をすると…
1投で釣れました(笑)
そのときに思いました
「メタルバイブの使いどころを見極めれば、ちゃんと釣れる!」
そして研究に研究を重ね、
「メタルバイブでしか釣れないシチュエーションってどんなとき?」
という点を分析してみました。
結果として
2020年11月15日
周りのほとんどがボウズの中
自分だけ5本釣れたりして
(1匹は他の人におすそ分け)
ちょっと誇らしげになったりもしました(笑)
というわけで、メタルバイブが有効なシチュエーションについてお話します
メタルバイブは低気温・低活性の時期に有効
結論から言うと、メタルバイブは11月末~12月の低気温・低水温期に真価を発揮します。
その理由を
Ⅰ.「低気温・低水温期の青物のキモチ」 と
Ⅱ.「メタルバイブにしかない特性」 をもとに、解説していきます。
Ⅰ.低気温&低水温期の青物は 底~中層で引きこもっている
例外もありますが、低水温期のベイトや青物は底に潜っていることが多いです
なぜでしょうか?
~低気温&低水温期の特徴~
気温が低く、表層の水は
冷たい外気に触れて温度が下がる
一方、底の水は冷たい外気に触れないため
温度が安定する
ベイトと青物たちの気持ち…
でも底~中層の水温はなぜか安定しているゾッ
魚は変温動物なので、人間以上に温度にうるさいです
一説によると、魚にとっての「水温が1℃下がった」は、
人間でいうと「気温が5℃~10℃下がった」ぐらいの感覚のようです
人間も、寒くなったら暖かい布団の中にこもりたくなります(釣り人は例外ですが笑)
それと同じで、この時期のベイトも青物も、
温度が低い表層よりも、暖かい底~中層にこもることを好みます
じゃあ、底を効率よく狙おうと思ったら、メタルジグとメタルバイブが有効ですな!
でも、ときに青物たちはこう言います
なぜでしょうか?
Ⅱ.メタルバイブは底から中層を「レンジキープ」できる
前章では「低気温&低水温期の魚は底~中層にいつきやすい」
「そんな底~中層を狙いやすいのはジグとメタルバイブ」と述べました
でもてっちりの印象としては、低気温・低水温の時期には
ジグよりもメタルバイブの方が釣れています
☆メタルバイブの方が有効な理由を2つ
結論から言うと
メタルジグとメタルバイブを比較しながら、図解つきで説明します
まずはメタルジグから
☆メタルジグのデメリット
激しく上下動しながら底から急激に浮上
①底から中層をすぐに突破してしまう
②上下動が激しすぎて、活性の低い個体は
追いかけるのが面倒になる
次にメタルバイブについて
☆メタルバイブのメリット
まっすぐ、底から少しずつ浮上
①底から中層を通す時間が長い
②上下動が激しくないため、追いかけやすい
☞活性の低い青物に有効
以上の理由から
「低気温&低水温の時期に、メタルバイブを底から中層に巻き上げるのが有効である」
と言えます
終わりに(御礼)
最後までお読みいただき、ありがとうございました
これからもてっちりの釣り研究の成果をUPしていこうと思います
てっちりの引き出しが皆さんのお役に立つことができれば光栄です
てっちり自身も、自分の引き出しを増やすため
皆さんの引き出しを吸収していこうと思っています!
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それでは、
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