記事のタイトルどおりに
さっそく本題から入っていくのですが
これから先で述べることは私の釣りに対する私見です
やや偏った考えもあるかもしれませんが
釣りに対するアツい想いゆえのこともありますので悪しからず
さて本題に入ってさっそく結論を!
ラピードなどのダイビングペンシルは
ロックショアアングラーが使っているイメージですが
私のホームとしている大阪湾でもじゅうぶんに活躍してくれます
というか、ダイビングペンシルでしか釣れないな…
という場面もたくさん見てきました
でも大阪湾でダイビングペンシルを使っていると
「ダイペン使ってる人って珍しい」と言われたり
「ダイビングペンシルとシンキングペンシルの違いがわからない」
などといった声もよく聞きます
同じトップウォータープラグとしてポッパーはよく使われますが
ダイビングペンシルは扱いが難しく
大阪湾に多い高い足場を苦手とするルアーなので
なかなか普及しないのかな?と思っています
でもそれはもったいない…!
こんなにも楽しい釣りがあるならばぜひとも共有したい
という思いがあってこの記事を書いてみました
共感いただける方には
ぜひとも最後までお読みいただけると幸いです
ラピードでの青物実釣動画シリーズを3編UPしています
ここに自分の釣りに関する考えが反映されているので
よかったらそちらもご覧くださいね
「トップでも釣れる」ではなく「トップだから釣れる」
私が目指しているのは
活性が高くて「トップでも釣れる」と言われがちな
トップウォーターの釣りのイメージを払拭して
むしろスレてたり食い気がなかったり
活性が低くてなかなか釣れない状況で
「トップだからこそ釣れる」「トップしか釣れない」
という釣りを展開していくことなんです
え、それって幻想じゃないの?
最初は自分もそう思いましたが
調べていくとあながちそうでもなく
明らかに渋くて誰も釣れてないのにラピードに出るわ出るわ…!
気になる方もいると思うので
じゃあ具体的に「トップでしか釣れないときってどんなとき?」
というのを詳しく話していくことで
「あ、だからラピードが有効なのか!」
と納得いただけると幸いです
魚がスレていて見切られやすい状況
ハイシーズンが進んでいき
魚がルアーを見慣れてきた
人が多くなって魚がスレてきた
なんてことが大阪湾などの港湾エリアではよく起こること
魚が減ってきてるのもそうだし
近年の釣り場の減少によって
ひとつの場所に多くの人が集まりますから
魚がスレてくるのは仕方ないことですね
そこに天候の条件が加わって…
晴れていて水がキレイでルアーが見切られやすい
みたいな絶望的な展開もあります(笑)
こういった展開でこそラピードF130が力を発揮してくれます
ラピードはトップウォータープラグなので
水面をナチュラルに漂わせることで
見切られにくくできるのがポイント
そして水面は空から差しこむ光を直に受けるので
魚からするとまぶしすぎて
逆にルアーのシルエットが見えにくくなります
さらにトップの特性を活かして
泡をまとわせてルアーのシルエットをぼかすことで
ルアーを見切られないようにできるわけです
ラピードF130はダイビングペンシルの中でも小型の部類なので
見切られにくいという点では理にかなっています
ルアーを見続けてスレが進行した港湾では
うってつけのアイテムだということですね
同じ要領でいくと
小型のポッパーではダメなんですか?
ポッパーもいいと思います
でもポッパーは激しいスプラッシュ音が出るので
スレた魚に対してはむしろ警戒心を強めてしまうことも…
だからあまり有効ではないんですね
実際にシーズン初めはポッパーで出たのに
シーズンが進んでいくと出なくなるってことはよくあって
そんなときにラピードを入れると1発で食う
っていう不思議な現象も起こりますよ!
潮が悪い日にはだんぜんトップ
少し驚くかもしれませんが
ラピードなどのダイビングペンシルを使ってると
潮が悪い日の方がよく釣れるんです
というかむしろ潮の悪い日は
周りは全然釣れていない中で
ダイビングペンシルだけ釣れるなんてこともあります
理由は魚に聞かないとわかりませんが
たぶんこうだよな?と思っていることを言いますね
結論から言いますと
潮が悪い日は水面と地形にエサを追い込むしかない
だからトップで出ると私は考えています
潮が流れているときは
潮流によってプランクトンや小魚が1か所に集められたり
流れを嫌って、流れを避けられるところにベイトが固まったり
そもそも遊泳力の弱いベイトが流されてきて
楽に食うことができたり…
とにかくベイトの居場所が限定されてたり
ベイトが自由に泳げなかったりで
ベイトを狩る効率がいいんですね
こういう楽にエサを食えるときは
青物も活性が高くてどんなルアーでも食うのですが
潮が悪くてぜんぜん流れない日だと
ベイトは自由に泳ぎ回れるし
広範囲に散ってしまうんですね
広範囲に散ってしまった
自由の身のベイトを1匹1匹追いかけるのは
狩りの効率が悪くてしんどいです
だからこういう日の青物は
そもそも狩りをしようというスイッチが入っていなくて
活性が低くて何を投げても食わないことも…
でもエサを追い込みやすい水面や
壁となる地形変化の近くに、
弱ったベイトがいればどうでしょうか?
これは潮が流れてなくても
楽に食えそうなエサなのでついつい口を使ってしまうわけですね
とくに地形変化が絡む水面といった感じの
エサを追い込みやすい条件が2つ以上そろった場所に
弱った魚がプカプカと浮いていたら最高です
そして、もうお察しかと思いますが
地形変化が絡む水面といった感じの
エサを追い込みやすい条件が2つ以上そろった場所を
プカプカとナチュラルに漂わせながら誘えるルアーって何でしょうか?
そう、トップウォータープラグです
さすがにスレた魚が多い海域で
しかも潮が悪いときにポッパーを使うとさらにスレてしまいますが
ラピードF130などの小型ダイビングペンシルだと
ポッパーよりもアピール力がナチュラルで
口を使わせることができます
しかもトップは見切られにくいという性質を持っているので
潮が悪い・無風・ベタ凪といった
ルアーが見切られやすい絶望的な展開で
ルアーがゆっくりプカプカさせて弱ったベイトを演出したとしても
見切られずに釣り切ることができるわけです
以上の展開が
「トップでも釣れる」ではなく
「トップだからこそ釣れる」という状況であり
状況が悪くてもラピードを使っている自分だけが釣れる
凪の海の水面が突如爆発する
なんていう記憶に残る体験をさせてくれる瞬間になります
そんな記憶に残る楽しい釣りを
夢中になれる楽しい釣りを共有するために
このたびは記事をかいてみました
騙されたと思ってぜひ試してみてくださいね
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