あなたはできてる?2種類のジャーキングミノーの使い分け【青物狙い】

技術解説

青物狙いにジャーキングミノー

青物狙いのショアジギングで

市民権を得つつある「ジャーキングミノー」

 

 

ブローウィン140Jなどがその代表格ですね

 

 

ジャークをすることで

青物の本能に訴えかけて

口を使わせる

 

 

通常のミノーをただ巻きするだけでは得られない

「ルアーを操って意図的に釣った満足感」

 

 

これを味わうことができるのが

ジャーキングミノーの特徴です

 

 

でも、そんなジャーキングミノーでの釣りを

もっと充実させることができる記事を

今回は書いていこうと思います

 

 

まず突然申し上げますが、

ジャーキングミノーには2種類のタイプがあります

 

 

で、この記事で言いたいことは

「2種類のジャーキングミノーを使い分けよう」

ということです

 

 

そうすれば

「ルアーを操作して意図的に釣った満足感」

「ルアーを使い分けて意図的に1匹を引き出した満足感」

 

 

この2つの感覚を得られ、

もっともっと釣りが楽しくなると思っています

 

 

それでは具体的な話に移っていこうと思います

 

 

2種類のジャーキングミノー

ジャーキングミノーはもともと

「ジャークベイト」というのが正式名称です

 

 

バス釣りにおいて原型がつくられ

大きく分けて2種類のジャークベイトがあります

 

 

バス釣りではこの2種類を

状況によって使い分けることが重要とされています

 

 

ずばりその2種類とは

①水を切るタイプ

②水を押すタイプ

この2つです

 

 

 

それぞれの特徴と使い分けを解説していきます

 

 

①水を切るタイプの特徴と使いどころ

水を切るタイプのジャーキングミノーとは

 

 

細いボディ水の抵抗が小さいことから

・引き抵抗が軽い

・水中でキビキビ動く

こういった特徴を持ったタイプのことを指します

 

 

具体的にいうと

BlueBlueのブローウィン140J

Parmsのアークローバー140Sなどがこれに当たります

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このタイプのジャーキングミノーは

左右に大きくダートするため

青物の視覚にルアーの存在を訴えかけることができます

 

 

だから青物にとって視界がよく効く状況

つまり「水が澄んでいて空が明るい状況」において

特に有効になります

 

 

視界がよく効くということは

青物にとってはルアーがよく見えるということ

これではルアーが見切られやすくなるので

キビキビしたアクションで

ルアーを見切らせないようにすることができる

 

 

ということです。

 

 

でもいいところ尽くめではありません

 

 

その一方で

水を切るタイプのジャーキングミノーは

視界があまり効かない状況

つまり「水が濁っていて空が暗い状況」で使うのは

効果的ではありません

 

 

濁っているときに

キビキビと大きくアクションさせてしまうと

青物はルアーを見失ってしまいます

 

 

 

それに、水の抵抗が小さい分

ルアーによる水押しが弱いため

ルアーが発する「波動」が弱いです

 

 

魚は「側線器官」というもので

ベイトや天敵が発する波動を感知しています

 

 

特に濁って視界がきかないときは

小魚の発する波動をもとに

エサの位置を把握していきます

 

 

そんな青物に対して

弱い波動でアピールしても

そもそもルアーに気づいてもらえない可能性もあるんです

 

 

 

②水を押すタイプの特徴と使いどころ

それでは次に

水を押すタイプのジャーキングミノーについて説明します

 

 

水を押すタイプの商品といえば

DUOのレアリス ジャークベイト130S SW Limited

などが挙げられます

 

 

水を押すタイプのジャーキングミノーは

全体のシルエットとリップが若干大きめ

水の抵抗が大きいため

 

 

・引き抵抗が重い

・左右のダートアクションが控えめ

 

 

この2点が特徴となります

 

 

重くて動かないって

けっこう嫌われてしまうかもしれませんが

使いどころがしっかりあります

 

 

たとえば水が濁っていて

水中の視認性が悪いときです

 

 

前項でも述べましたが

濁っているときに

左右に大きくアクションしてしまうと

魚はルアーを見失ってしまいます

 

 

でも水を押すタイプのジャーキングミノーは

左右に動きすぎないので

魚の視界から外れません

 

 

それに水押しが強く

ルアーが生み出す波動が強いので

濁った水の中でもルアーの存在感がわかります

 

 

だから前項で説明した

「水を切るタイプのジャーキングミノー」の

苦手とするシチュエーションを補完することができるんです

 

 

 

 

まとめ

今回の記事をまとめるとこんな感じです

 

 

ジャーキングミノーは大きく分けて2種類

①水を切るタイプ

②水を押すタイプ

 

 

①水を切るタイプのジャーキングミノーの特徴

・細いボディで水の抵抗が小さい

・引き抵抗が軽い

・水中でキビキビ動く

 

 

★得意なシチュエーション

→水が澄んでいて水中の視認性がいいとき

 

★苦手なシチュエーション

→水が濁っていて水中の視認性が悪いとき

 

 

 

②水を押すタイプのジャーキングミノーの特徴

・シルエットが大きめで水の抵抗が大きい

・引き抵抗が重い

・左右のダートアクションが控えめ

 

 

★得意なシチュエーション

→濁っていて水中の視認性が悪いとき

 

 

 

それぞれの得意・不得意をしっかり認識したうえで

効果的なルアー選択をしていく

すると意図的に魚が釣れてくれて

釣りがもっと楽しくなるかもしれません!

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました

 

 

 

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