今回の記事は釣行記録です
自分の釣りのデータを記録していこうという意図と
釣りをしてきた中で得た気づきを共有して
楽しい釣り方を発信していこうという意図
両方の意図があってこの記事を書いています
動画でもUPしているので
そちらもご覧いただけるともっとわかりやすいと思います
↑の動画では、トップウォータープラグで活性を上げて
人工ナブラを起こすということをテーマとしているのですが
この釣行では、トップは魚の活性を上げてくれたものの
トップでは全く乗らなくて釣果に結び付かなかったんです
だから、「トップで魚の活性を上げることができる」
という引き出しを持っておくことは大事なのですが
釣果に結び付けるためには
トップで乗らないときの対処法を知っているかどうか?
ってのがいちばん大事だったわけなんですね
やはりタイトルの設定の仕方もありますから
製作者の意図したとおりには伝わっていないこともあります
だからブログ記事でそのフォローアップを書いていく
といった形でいま筆をとっています
トップがダメなのでジグパラで水面直下を狙った
先ほども言いましたが
トップで活性が上がってナブラが起きるくせに
いざトップで食わせようと思うと
全く食ってこなかったり
トップの中でもアピール力が弱い部類の
ララペン125Fを使用して食わせを意識したものの
出るだけで乗らないという悶絶の瞬間を
かれこれ1時間ぐらい過ごしたんですこの日(笑)
動画ではめちゃくちゃ割愛してますけどね(笑)
で、このままじゃラチがあかないと思って
トップで釣ることを見限ったんですね
そのあとに使ったのがジグパラ30g
投げてから沈めずに
水面直下を縫うように泳がせて
ただ巻きをベースにたまにシャクって上にリフトしてあげる
って感じの誘い方でやっていくと…
今まで全く乗らなかったハマチがすぐに乗りました
そのまま同じアクションで続けると
手前の方まで何かが追いかけてくるのが見えました
このまま手前のブレイクに誘導して
丁寧に誘いこんだら食うんじゃね?
と思いながら水面直下を巻き続けると…
サワラがジャンプしながらジグパラをひったくる
強烈な引きに耐えて上がってきたのは81cmのサワラでした
余談ですがこれ、めちゃくちゃ美味しかったです
トップに乗らなかった魚が
ジグで水面直下を狙った瞬間に釣れた理由は
トップウォータープラグの浮力が邪魔していたからです
この時期はマイクロベイトパターンと
カタクチイワシパターンが入れ替わる過渡期で
マイクロベイトを食うときは
簡単に吸い込めるエサなので吸い込みが弱いんですね
魚の吸い込みが弱いのに対して
トップウォータープラグの浮力が反発して
魚の口に入りきらなかった
これがトップで乗らない原因なんですね
釣り場に立っていると
なかなか乗らなくて焦ってしまいますが
いったん落ち着いてトップで乗らない原因を正しく分析し
その対処法を考えることがいちばん大事です
で、出てきた答えが
浮力のないルアーで水面直下を狙うこと
そこでジグパラを抜擢したわけですね
そうすればトップみたいに浮力が反発することなんてないし
魚の吸い込みに対してすんなり入っていってくれますからね
ミノーとかじゃダメなんですか?
ミノーでは青物のレンジよりも
下を通ってしまうので食ってくれません
このときの青物は水面付近にいて
水面にいるベイトを見上げています
青物の目線は常に上を向いているので
だいたい1~2m潜るミノーを巻いてきて
青物と同じレンジや下のレンジを通しても
魚の目線には入ってくれないんですね
だからこういうときは
ミノーで引けるレンジよりももっと上
水面からはみ出すギリギリの層を狙えるルアーを使って
魚の視界の中にルアーを入れてやる必要があるわけです
となると
竿の角度を上げて巻き速度を上げると
水面直下のレンジを泳いでくれるような
ジグやシンペンを使ってやるのが有効になってきます
どのシンペンやジグを使うのか
というのは個人の好みですが
ジグパラはサワラのバイトをとるために
リアフックをつけていても
トラブルなくいい感じに泳いでくれるので
そのときの自分はルアーボックスにあったジグパラを手に取りました
まぁモンスターショット80とかでも
水面直下を狙う場合は代用が効きそうですね!
コメント