今回の記事は釣行記録です
2月上旬の和歌山でのアジングについてです
ライトゲームに関しては動画にしていないので
ブログ記事にて公表していくことにしました!
自分の釣りのデータを記録していこうという意図と
釣りをしてきた中で得た気づきを共有して
楽しい釣り方を発信していこうという意図
両方の意図があってこの記事を書いています
記事の趣旨としては
真冬の漁港での常夜灯アジングで気を配った方がいい
「ルアーマンの立ち位置の重要性」についてです
テクニックを解説している動画なんてごまんとありますが
どんなテクを試しても食わなかった魚が
基本に立ち返って立ち位置をかえると
こんなに釣果が変わるとは…
と感じさせられた釣行の記録をお送りします
釣行記録
2月上旬 和歌山エリア
湾内の漁港の常夜灯にて夜の上げ潮を狙います
タックルはこんな感じ
鯵道5G 582L/AJI
24ヴァンフォードC2000S
PE0.3号 リーダー5lb
下げ潮まで粘ってもいいのですが
雨やら風やらで大変なので上げのみでいきます
釣り場に着くと先行者の方がいらしたので
ごあいさつとともに様子を聞きます
何やら渋くて釣れないし
1匹釣れたとしてもパターンにハマらないとのこと
先週はよく釣れたのになぁと溜息混じりでした
まぁ、だいたいこんな感じになりますよね(笑)
そんなこんなで自分も釣りをさせてもらうと
常夜灯の明るいところでアジがライズ
いやいや、これ高活性なんじゃね?と思いながら
実績のあるアジリンガーのクリアカラーに
0.7gのジグヘッドでやってみます
しかし、常連さんと1時間ほどやってみるものの無反応
ライズしているアジを無視して中層~底を狙うも
ハミッとした確かめるようなバイトが1回あるだけ
常連さんは「最近あかんな~」と言いながら
あきらめて帰ってしまいました
常連さんがいた立ち位置でやらせてもらうと
ちょうど常夜灯の明かりが途切れる明暗の境目をうつことができました
でもこれもショートバイトのみで全く…
ただ、ノーバイトだったのが
1バイトに変わっただけでも手がかりがあるはず
ということでここまでの経過をまとめて分析します
まず、ライズしている個体は全く食わず
手前のかけ上がりの地形を攻めたものの無反応
唯一反応があったのが明暗の境目
足元にできる明暗の境目では反応がなく
①沖にある明暗の切れ目
②中層以下にある明暗の切れ目
③左の明暗の切れ目のところで1バイトずつありました
でもレンジはバラバラだし
ライズしている表層の魚なんて言語道断
これは魚がスレて見切られてるやつ
明るいところや
光が強く差しこんでいる表層は
まず見切られてしまうので反応がなく
うっすら暗くなったところだけ
かろうじて騙すことができているのか
疑い半分のショートバイトをしてきます
かといって、1.5インチのアジリンガー
小さくて見切られにくいワームをつかっても
全く反応が得られません
そんなときは…
「人の気配を消そう」
という考えが浮かびました
振り返ると自分もふくめ、
常連さんもみんな堤防の端っこギリギリに立っていました
これだと常夜灯の明かりによってできた人影が
水中に少し入ってしまうんですね
これがアジに見られていて
「人が上にいるときは怪しいものを食べない方がいい」と
ここのアジには刷り込まれているのか
まったく口を使ってきませんでした
人が近くにいるとわかっているのか
足元のかけ上がりの暗部でも全く食わずでした
で、狙うポイントは変えずに
立ち位置を1~2歩うしろに引いてみたんです
こうすると水中に自分の影が入りません
すると‥‥
ドンッ
ドンッと激しいバイトが中層で連発!
アジリンガーに1キャスト3バイトぐらい(笑)
今までの苦労はなんやったんや…( ;∀;)
まぁそれでもやっぱり見切られていて
最初は明るいところでも
かけ上がりさえ絡むコースを通せば食ってきましたが
次第に渋くなって
明暗の切れ目の薄暗いところに入れないと当たらない展開に
とりあえずアタリがなくなるまで続けて納竿しました
結果としてアジは最大28cmで11匹でした
最低でも20cmは超えていたし
シラスを食って太った個体だったので非常に美味でした!
※メバルとガシラはその日の朝の釣果(基準として、メバルは27cm)
立ち位置を替えるだけでバイト連発
釣りたいと殺気立つ気持ちをおさえて
基本にたちかえることの重要性がよくわかりました
でも自分だけがこれを注意していても
他の人が人影を入れてしまうと結局スレるので
現地の人にさりげなく促していくのが難しいですね…
あんまり言っても上から目線になって嫌がるだろうし
でもまぁ、一人のときにそれを注意したらいいんですわ!
ということで、次回の記事もお楽しみに
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