こんな人におすすめの記事です

キャスティングタイラバ入門者です
本格的にキャスラバをやってみたいのですが、
それに合うリールがどれかわかりません
やっぱり高いので購入ミスだけはしたくないな…
という方におすすめの記事です
リール選びって難しい…
実は自分もタイラバで使うスピニングリールを
3つほど模索してから今に至っています
3つ試すために3回以上釣行して…となると、
リールの購入費だけでなく、
船代もかかってくるので
実際の出費ってもっと大きいんですよね…
そんな悩みがある方にむけて
「これは間違いない」と思えるような
キャスティングタイラバのおすすめリールをご紹介し
その理由やリール選びの基準をお伝えしてまいります
キャスティングタイラバで仕留めた
加太 紀北エリアの良型マダイ
内容はこんな感じ!
・おすすめリールはコレだ!
・リールに求めるスペック
・ノーマルギアとハイギア どちらがいい?
キャスティングタイラバおすすめリール
もったいぶらずに結論からいうと…
自分がおすすめするのは24セルテートLT3000です
これにリブレハンドル
ライトアーム70をカスタムし、
ハンドルのアーム長を長くして巻きを楽にしつつ
急にタイのアタリがあったときに
ハンドルノブで手が滑らないように
大きいハンドルノブにしています
24セルテートLT3000の
ハンドル1回転あたりの巻上量は77cm
似たようなスペックか
それ以上のところでいくと
24ツインパワーC3000(75cm)
22イグジストPC LT3000(77cm)
といったところになります
実は私はゴリゴリのシマノ派で
ツインパワーにしようかと思っていたのですが
昨今のシマノが推している密巻きには賛同できず
セルテートLT3000にしました
また、イグジストを選ぶにしても
さすがに高すぎて手が届きませんでした
他にも似たような糸巻き長でいうと
ステラC3000SDH(75cm)
という機種があるのですが
こちらはシャロースプールなので
オフショアで必要とされる糸巻き量を
巻くことができないのが難点ですね…
といったこともあって
自分は最終的に24セルテートに
リブレハンドル ライトアーム70を
カスタムするという形で落ち着きました
さて、さらに詳しく解説します
キャスティングタイラバのリールに求めるスペック
私がおすすめするのは
24セルテートLT3000だとご説明しましたが
その理由も含めて
リールに求めるスペックについてお話していきます
まず、私がキャスティングタイラバをするときに
リールに求めるスペックとして重視しているのが…
・パワー
・ラインキャパ(糸巻き量)
・ノイズのなさ
以上3点になります。
パワー
まず、巻上のパワーについて説明します。
キャスティングタイラバでは水深に応じて
30~80gのタイラバ仕掛けをキャストします
特に、深い場所で60~80gを使用した場合
潮の抵抗とシンカーの重みが強くかかり
スローな等速巻きをしていると、
リールのパワー不足を感じることがよくあります
私は初めのころ、
シーバス用に使っていた23エアリティPCLT3000を
タイラバに使いまわしていたのですが、
これで60~80gをキャストして巻いていると
パワー不足でスローな等速巻きが
うまくできませんでした
早巻きをする場合は
回転するハンドルの惰性の力で
クルクルと軽快に巻くことができるのですが
タイラバでよく使われるような
スローな巻きだと惰性の力は使えないので
軽快に巻くことはできません
スローな巻きでも軽快に巻くためには
リール自体のパワーが大事になってくるわけなのです
その点をハイレベルでクリアしてくれていたのが、
24セルテートLT3000だったわけですね
ラインキャパ
オフショアの釣りにおいてはラインキャパは重要で
タイラバでいうと少なくとも
0.8号を200m以上巻ける必要があります
そうでないと、
根がかりなどの不意なトラブルで糸が切れて
残りの糸が短くなってしまってゲームオーバー
という危ない橋をわたることになりますからね
24セルテートLT3000のラインキャパは
PE1号200mなので
PE0.8号だと250mほど巻くことができます
その点で安心ですね
ディープで使用する場合は
300m巻けるものが必要になるのですが
そういったポイントでは
スピニングタックルでキャストをすることは少ないので
ここでは説明を省きますね
ノイズのなさ
タイラバは巻きだけで表現をする釣り
そしてマダイのついているタナを理解するために
巻き感度が重要視される釣りでもあります
「このライン角度のときの巻きの重さ、イイ感じ」
「あ、いま魚が追尾してきてる!」
「この層だけやけに潮が流れてる!」
といった感じで、
リールの巻き感覚から読み取れる情報は数多くあります
そこに水を差すように
リールを巻いているときにノイズが発生してしまうと
状況をミスリードしてしまい
釣果ダウンにつながってしまうときがあります
セルテートやツインパワーまでいくと
少々お高くなるのですが
このクラスのリールはノイズがほとんど出ません
そしてパワーもあって
パワーと巻きの静粛性が両立されているので
タイラバのような巻きの釣りには
ピッタリというわけですね!
ノーマルギアとハイギア どちらがいい?
タイラバのベイトリール選びでも
この論争はあるのですが(苦笑)
スピニングでタイラバをする際にも当然
ノーマルギアかハイギア
どちらがいいのかという議題は上がります
スピニングリールでいうと
シマノ4000PG(1回転72cm)
シマノ・ダイワ3000ノーマルギア(1回転77cm)
シマノ・ダイワ3000ハイギア(1回転86cm)
といった形で
ハンドル1回転75cm前後のグループと
ハンドル1回転86cm程度の
大きく分けて2グループにわかれます
いろんな意見の人がいると思いますが
私はハンドル1回転75cm前後のものが好み
つまりノーマルギア派です
理由はやはり、
巻上の際のパワーの部分です
ハイギアだと
ハンドル1回転あたりの巻上長が長く
「キャストして誘って回収」
といった流れをスムーズに行うことができる一方
巻きは重くなりがちです
巻きが重くなると
深いところから重い仕掛けをスローに巻くときに
潮の抵抗もあいまって
巻きが重すぎてハンドルを巻きにくくなることがしばしば
私もライトショアジギング用に使っていた
20ツインパワー3000MHGを使って
タイラバをしたことがあるのですが
たとえツインパワーであっても
ハイギアだと巻きが重くて使いにくい感じでした
※でもまぁハイギアのツインパワーで
一応釣っています(笑)
ノーマルギアだとその点で悩むことはないし
しかも、ハンドル1回転あたり77cmというのは
ベイトリールのハイギア機種と
1回転あたりの巻上量が同じくらいになります
だから「ベイトタックルはハイギア派なんです」
という人にとっては
ノーマルギアの3000番手のスピニングリールは
1回転あたりの巻上量が同じで
手になじみやすいということになります
こういった理由もあって、
私はノーマルギアを推奨しています
4000PGという選択肢
ダイワの機種にはないのですが
シマノには4000PG(パワーギア)という機種があります
これについての意見としては
リールの自重が重くなっても
パワーを重視したいなら
4000PGにするといいと思います
実際に私がよく通っている
紀北の白墨丸の常連さんには
ツインパワー4000PGを使っている人がいます
個人的にはリールの自重が重くて
タックルバランスが気になるので
3000番手のノーマルギアに留めていますが
さらに深いところから
さらに重い仕掛けを巻き上げる
ということを考慮したり
フィールドが全体的に深くて
300mの糸を巻きたいけど
3000番手だとラインキャパが足りない
といった場合には4000PGが必要になります
こういった点も
リール選びの基準として
頭に置いてもらえるといいかなと思っております
まとめ
まとめるとこんな感じ
・筆者の推しは24セルテートLT3000
→リブレのライトアーム70でさらに快適に!
・パワー・ラインキャパ・ノイズのなさを重視
・スピニングでいうとノーマルギア推し
→ハイギアのスピニングは巻きが重い…
・水深と使うウェイトによっては4000PGを!
以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント