何でも釣れる!ボトムワインドのやり方・アクションを解説

こんな人におすすめ

ボトムワインドを始めたいと思っています

でもそろえる道具や

やり方がよくわかっていません。

とお悩みの方

 

 

 

釣りのイメージを掴むのって難しいですよね…

ルアーの動きやロッドの動き…

いつもよくわからない状態からスタートしますよね…

 

 

自分も同じ道を通ってきて

しんどい想いをしたことがありました。

 

だから自分が初心者のころに

こんな解説記事があったらな~

と思えるような記事を書いてみました。

 

 

この記事では、

 

・ボトムワインドとは?釣れる理由やメカニズム

・釣れる魚は?

・ポトムワインドのアクション方法

 

以上3点をお伝えして、

ボトムワインドについての基礎知識を知ってもらったうえで、

 

 

ボトムワインドに適した道具選び

について解説していきます!

 

 

ロッドワークなどもろもろ

動画で確認したい方は自身のYoutube動画をご覧ください

 

ボトムワインドとは?釣れる理由やメカニズム

ボトムワインドは、

ジグヘッド&ワームを底(ボトム)に沈め、

底で左右にジグザグ跳ねさせる釣り方です。

 

左右に跳ねるアクションを

ダートアクション」とも言います

そのため、ダート釣法とも呼びます

 

ボトムワインドでなぜ釣れるのか?

理由は所説あります。

 

 

・エビが跳ねる動き

・ハゼが跳ねる動き

・パニックになった小魚が逃げ惑う動き

・縄張りを侵す、得体のしれない敵

 

こうした自然界の生き物の動き+αを

ダートアクションを通じて表現できるからです。

 

 

魚の心理はこうです

「エビ・ハゼを食いたい」

「弱った魚を食いたい」

 

「よくわからん奴が縄張りにきた」

「卵を守らなきゃいけないから噛みついて威嚇しよう」

 

 

こうして

魚の捕食本能や防衛本能を刺激することで

魚に口を使わせることができる釣り方です。

 

 

ボトムワインドで釣れる魚

ボトムワインドでは、

結論からいうとなんでも釣れます

 

 

先ほども述べましたが、

エビを食う魚

ハゼを食う魚

その他の小魚を食う魚

縄張りや卵を守ろうとする魚

つまりいろんなターゲットが口をつかいます(笑)

 

 

対象魚としては、

マゴチ・ヒラメ・カサゴアコウなどの根魚・クロダイ

シーバス・タチウオ・メッキ・シオ(カンパチの幼魚)・青物

挙げ始めるとキリがありません。

 

 

それほど無限の可能性を秘めた釣りです!

 

 

ボトムワインドのアクション方法

ボトムワインドのアクションについて解説します。

 

 

ボトムワインドでは、

水中でルアーがジグザグと左右に動きます

この動きを「ダート」といいます。

 

ダートアクションを演出するためには

ロッドワークが肝心です。

 

 

図であらわしながら説明します。

 

まずはルアーの着底を確認。そして

①竿先を下げて糸をたるませる

②竿先を上げながらリールを0.5~1回転

→たるんでいた糸を一気に張ってやります

これを2~4回繰り返してから

ルアーを底までテンションフォールさせます。

 

 

糸を意図的にたるませて、糸フケを竿先で弾く

この一連の動作が大切です。

 

 

アタリが出るタイミング

竿をシャクッているときやフォールのときです

フォールの時もアタリに気をつけながら

竿先に意識を集中しましょう!

 

 

ボトムワインドに必要な道具

この章では、

ボトムワインドに適した道具をご紹介していきます。

 

 

ロッド

ボトムワインドにおすすめの

ロッドの条件を挙げるとこんな感じ

7~8フィート台

自重100g前後

エギングロッド・タチウオワインドロッド・シーバスロッド

20~30gまでのルアーが投げられるものが望ましい

 

 

 

竿を上下に大きく動かす釣りなので、

ロッドは短めの7~8フィート

できるだけ自重が軽いものが望ましいです。

 

水深や流れの強さにもよりますが、

ジグヘッドは5g~20gを使用し、

ワームの自重も加わってくるので、

あわせて10~25gほどまで投げられるものが望ましいでしょう。

 

 

これらの条件を満たすものとなると、

エギングロッド・タチウオワインドロッド・シーバスロッド

このあたりに適当なモデルがあります!

 

 

長さにかんしては、

楽にアクションさせたいときは7フィート台

飛距離を出したければ8フィート台

こういう選び方で大丈夫です。

 

 

ちなみに私の場合はエギングロッド

メビウス86Mを使用しています

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10gや14gのジグヘッドでも、

けっこうな飛距離を出すことができます。

 

30gまで投げられるので

万能五目竿として使えるので最高です。

 

ロッドの自重も98gなので快適。

こういった軸をもって、この竿を買いました。

 

 

リール

ボトムワインドにおすすめのリールの条件は・・・

・2500番~3000番

・PE0.8号を150m以上巻けるもの

・ノーマルギアかハイギアどちらでも可

 

という感じです。

 

リール選びの基準や、

おすすめリールなどは別記事にまとめました

こちらも合わせてご覧ください

 

 

★リールの大きさについて

なんせ軽さが重要です。

軽い方が感度がよく、

フォール中のアタリも取りやすいからです。

 

それにロッドを大きく振る釣りなので、

リールが軽い方が腱鞘炎になりにくいです。

 

 

★糸巻量について

PEは0.8号を想定していますが、

0.6号でも全然大丈夫です。

 

ただし根がかりが多い釣りなので、

糸が多少切れても問題なく使えるように、

余分に巻いておくことをおすすめします。

目安としては150m~200mですね。

 

 

★ギアについて補足

私はショアジギングも同じ竿で兼用するため、

ハイギアを使っています。

 

ボトムワインドだけをする場合は、

特にハイギアである必要はありません。

 

 

リール1回転あたり、

70~80センチほど巻けるものであれば大丈夫です。

 

 

となると、

2500番~3000番ぐらいの番手が該当します!

 

 

リール選びの基準や、

おすすめリールなどは別記事にまとめました

こちらも合わせてご覧ください

 

 

PEライン

おすすめのPEラインの条件は…

 

・0.6号から0.8号

・150m~200m

・4本撚りまたは8本撚り

 

 

★糸の太さに関する考え方

PE0.6号などの細糸を使う場合、

飛距離も伸びるし感度も上がります

 

 

その反面で

リーダーも細くて弱いものにしなければならないのが難点です

 

ボトムワインドは

ボトムをねちねち攻める釣りです

もちろん底の根でリーダーがこすれてしまい、

すぐに傷がついてしまいます

 

そんなときに細いリーダーを使っていると、

すぐに切れてしまうことが多いです。

 

 

少し安心感を持ちたければ、

0.8号のPEラインと

それに適合するリーダーを選びましょう

※私は0.8号にしています。

 

 

★糸巻量について

根がかりが多い釣りなので、

糸が多少切れても問題なく使えるように、

余分に巻いておくことをおすすめします。

目安としては150m~200mですね。

 

 

★糸の撚り数に関して

PEラインは細い糸を

「4つ編み」または「8つ編み」することで

糸の直線強度を高めています。

 

 

女の子の髪型で「三つ編み」というのがあると思います

あれの4本バージョン8本バージョンというイメージです

 

綱引きや祭りなどに使われる綱も、

何本かの繊維を編み込んでいますよね!

 

 

・8本撚りのメリット

編み数が多いほど、

引っ張ったときの直線強度が強いです

 

それに編み込まれている糸の1本1本が

細くてしなやかなので、

ルアーを投げるときの放出抵抗が小さいです

つまり飛距離が出るということです。

 

※放出抵抗とは?

リールと糸が擦れる摩擦抵抗や

糸と竿のガイドが擦れるときの摩擦抵抗のこと

 

 

その反面、

編み込まれている糸の1本1本が細いため、

底の根でこすれてしまうとすぐに傷むのが難点

 

 

なので飛距離と直線強度重視なら8本撚り

ということですね。

 

 

 

・4本撚りのメリット

直線強度は8本撚りに比べて劣ります

 

糸はごわごわしているので、

ルアーを投げるときの放出抵抗も大きめです

だから飛距離も8本撚りに比べて劣ります。

 

 

その代わり、

繊維1本1本は太いので、

底の根に多少こすっても繊維は切れにくいです。

 

 

 

ショックリーダー

ショックリーダーはボトムワインドでは必須アイテムです

 

 

ショックリーダーの条件は…

・フロロカーボン製

・PEの直線強度よりも少し弱い号数

 

この2点だけそろっていれば大丈夫です。

 

 

ボトムワインドは

底をネチネチ探る釣りなので、

根ズレに強いフロロカーボン製がおすすめです。

 

 

強度はPEよりも少し弱いものがいいです。

たとえば私の場合は、

18lbのPEラインに16lbのリーダーを使用しています。

 

 

こうすることで、

根がかりしたときの糸の損失を減らすことができます

 

 

仮に根がかりして

糸を切るしかないときを想定しましょう。

 

根がかりしたら糸を無理やり引っ張って、

糸を切ってやりますよね?

 

 

そのときに

リーダーがPEラインよりも強いと、

強度の弱いPEラインが先に切れてしまいます。

 

仮に50m先で根がかりして、

「PEラインが50m分切れちゃいました」

なんてことがあったらシャレになりません(笑)

 

 

でもリーダーがPEラインよりも弱ければ

リーダーが先に切れてくれます

そうなるとPEラインには全く損失がありません

 

 

こうした理由から、

リーダーはPEラインよりも少し弱いものを選ぶとよいでしょう。

 

 

ジグヘッド

ジグヘッドは深さ・風・流れの強さによりますが…

・5g~21gほど

・矢じり型のジグヘッド

・安い(できれば)

 

を使用するのが基本です。

 

 

★重さについて

基本的には5g~21gほどを使います

21gより重いものとなると、

アクションさせるのに力がいるので、

もっと強度の強い竿が求められます。

 

 

なのでストレスなく釣りを展開するとなると、

21gまでが目安かと思います。

 

 

★重さの使い分けについて

私の場合は水深を軸に重さを使い分けています

・水深2m未満:5~7g

・水深3~8m:10~14g

・水深8m以上:14g~21g

潮が速いときや風が強いときは上記の重さ+ちょっと

 

という感じです。

 

 

★ジグヘッドの形状について

ワインド釣法では主に

矢じり型のジグヘッドが使われます。

 

矢じり型のジグヘッドは、

ダートアクションに適しているので、

もはやこれ一択といっていいでしょう。

 

 

 

★安くておすすめのジグヘッド

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個人的にはムゲンヘッドロングシャンクがオススメです

 

 

4つ入りで300円台

つまり1個あたり100円未満です

他の追随を許さない圧倒的な安さです

 

 

どうしても根がかりが多い釣りなので、

安さは正義です(笑)

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ワーム

ワームは主に

ピンテールワームとクロー系ワームを使います

 

ボトムワインドは、

底で跳ね回るエビやハゼ

パニックになっている小魚を演出する釣りです。

 

 

魚やエビを演出したい場合はピンテール

エビをもっとリアルに演出したい場合はクロー系

こんな感じで使い分けます。

 

 

ピンテールとクロー系では動きも異なります。

 

ピンテールの場合は水の抵抗が小さいので、

アクションはキビキビしてフォールは速くなります

 

 

クロー系の場合は水の抵抗が少し大きいので

アクションとフォールは少し遅くなります。

 

 

活性が高いときはキビキビとしたピンテール

活性が低いときは動きのゆっくりなクロー系

こんな感じで使い分けるといいでしょう!

 

 

ワームについての詳しい解説や

おすすめのワームは別記事にまとめました

 

ロッドワークなどもろもろ

動画で確認したい方は自身のYoutube動画をご覧ください

 

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