青物に有効なルアー メタルバイブの使い方と使いどころ【ショアジギング】

初心者の方へ

こんな人におすすめ

青物狙いをしていますが

メタルバイブで釣ったことがありません。

青物狙いをしています

メタルバイブの使いどころや

使い分けがわかりません。

とお悩みの方

 

最近ルアーの種類が多いですよね…

 

いっぱいありすぎて、

すべての使い方を覚える前に

ルアーフィッシング人生に寿命がきてしまいそうです(笑)

 

 

でもいろんなルアーの良さを知って、

使い分けることで、

釣果に差が出ることもあります

 

だから釣りは面白い!

 

 

ということで今回は、

・メタルバイブの使いどころの解説

・使用上の注意点

・メタルバイブの使い方

 

以上3点をわかりやすく解説します

 

 

筆者について

いつもご愛読いただきありがとうございます。

てっちりと言います。

 

関西圏のフィールドをのらりくらりしながら、

ルアーフィッシングを楽しんでいるアングラーです。

 

釣りの研究が好きで、

釣りの試行錯誤の過程をYoutubeチャンネルで配信しています。

 

こちらはメタルバイブでサワラを狙う動画です。

 

 

メタルバイブの長所・使いどころ

メタルバイブの長所

メタルバイブの長所を2つ上げます

・波動が強い

・フラッシングが強い

 

 

メタルバイブはブルブルと振動しながら泳ぐので

泳いでいるときに発生する波動が強いです。

 

また、ボディの振動時に光を反射するので、

フラッシングでのアピール力が強いのです。

 

これは朝マズメや夕マズメなどの暗いとき

昼間の明るいときなど、

幅広い時間帯に有効になります。

 

 

まず朝マズメや夕マズメの薄暗いとき

魚は「波動」を感知してエサを探します

 

 

魚の側面には「側線」という器官があります。

魚は側線を使って、

小魚の群れが発する波動を見つけ、

小魚の存在を感知するんです。

所説ありますが、

マグロ系の魚は20キロ先の

小魚の群れの波動を感知できるものもいるのだとか‥

 

 

そんな波動に敏感な魚に対し、

メタルバイブは強い波動でアピールすることができるので、

魚からルアーを発見してもらいやすい

というのがメリットになってきます。

 

 

また、昼間になると

太陽の光が差し込んできます。

 

そしてメタルバイブが振動するたびに、

ボディが太陽光を乱反射します

このフラッシングによって、

魚に強烈にアピールできるわけです。

 

 

ミノーとの使い分け

メタルバイブとミノーでは、

波動の強さはだいたい同じか

メタルバイブの方が強いぐらいです。

 

 

ミノーよりもメタルバイブが優れている点は

飛距離と沈下速度です。

 

ミノーよりも少し遠くへ…!

ミノーでは攻めれない底を攻めたい…!

 

というときにはメタルバイブの出番です。

 

 

その代わりメタルバイブは

ミノーほどリアルではないし、

全体の体積は小さいです。

 

 

リアルさとシルエットの大きさを捨てて、

飛距離と底を攻められる性能が欲しければ

メタルバイブを選ぶといいでしょう!

 

 

青物でメタルバイブを狙うときの注意点

クロスロック式スナップ対応が望ましい

メタルバイブをラインに接続するとき、

多くの場合はスナップが使われます

 

 

もし青物を狙うのであれば、

スナップに細心の注意を払うことをおすすめします。

 

 

スナップには様々ありますが、

大物狙いで代表的なものは

ラウンドスナップとクロスロックスナップです

 

ラウンドスナップは開閉が楽なのですが、

青物の強烈な引きであけられてしまうことがあります。

※わたしもその経験者です(笑)

 

 

スナップを開けられて

ルアーを青物の両方を失ったときの喪失感は…

もはや立ち直れません(笑)

 

だから強度の高いクロスロックスナップをおすすめします。

 

クロスロックスナップは開閉が少し面倒ですが、

耐久性はバッチリです

大型青物がヒットしても安心してファイトできます。

 

 

クロスロックスナップに対応しているメタルバイブ

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エビになりやすい(テーリング)

メタルバイブは「エビ」という

独特のライントラブルを起こしやすいです

 

「エビ」の原因と対策に関しては

別の記事で解説しています。

 

 

 

メタルバイブの使い方(アクション)

全体としての特徴

ただ巻きをするだけで、

全身がブルブル震えながら強い波動を出します。

 

 

レンジキープができるのが特徴で、

表層を巻いていても水面から飛び出さず

だいたい2mほどのレンジを潜ります

 

 

青物の活性が高い時間帯は表層を

昼間の小魚が底に沈んでいる時間帯や

青物の活性の低いときは底まで落とすのもありです。

 

 

ここからはメタルバイブの

アクションの使い分けを解説していきます。

 

 

ただ巻き

何も考えなくても釣れるときは

ただ巻きで大丈夫です(笑)

 

 

表層の場合は着水してからすぐ

少し沈めたい場合は、

任意のレンジまで落としてから巻くだけでOKです。

 

 

巻くペースとしては…

中速巻きの場合は1秒あたりリール2回転

高速巻きの場合は1秒あたりリール3回転ほどです。

 

 

ただ巻き&ジャーク(表層で)

表層ただ巻きを数回繰り返したのち、

ときどき竿でシャクってやる

 

 

このパターンで

青物が思わず口を使ってしまうことが多いです

 

 

青物が食う理由は、

水面に小魚を追い詰めた!」と

勘違いするからです(笑)

 

 

メタルバイブで表層を巻くと、

水深2mほどのレンジをキープします

 

ときどき竿でシャクってやると、

水深1mほどの位置までメタルバイブが跳ね上がります

 

 

青物は水面に小魚を追い込む習性があります。

メタルバイブが少し跳ね上がったときに、

よし、捕まえた!

と考えて口を使うんでしょう。

 

 

高速巻き5回→低速巻き3回

 

リールを高速で5回ほど巻いてから、

3回ほど低速巻きをするパターン

 

 

こちらも青物の食わせのパターンとして有効です。

 

 

釣れる理由はこうです。

 

小魚が泳ぐとき、

しっぽをスイスイと2~3回スイングしてから、

1秒ほどヒューッっと蹴伸びする

これを何度も繰り返して泳ぐんです。

 

そしてフィッシュイーターが小魚を食う瞬間は、

小魚が蹴伸びしているときが多いようです。

 

※参考書籍

『水族館発! みんなが知りたい釣り魚の生態 −釣りのヒントは水族館にあった!?』

 

 

この理論をルアーフィッシングに当てはめたのが、

「高速巻き5回→低速巻き3回」のアクションです

 

 

高速巻きでしっぽをバタバタ振って泳がせてから…

低速巻きで小魚の蹴伸びを演出する

 

そして蹴伸びしているメタルバイブに食らいつく

そんな感じのメカニズムです。

 

このパターンがハマって釣れた動画がコチラ

 

 

ストップ&ゴー

ストップ&ゴーは

高速のただ巻きと1秒間ほどのストップを

交互に繰り返すアクションです。

 

 

こちらは青物に

リアクションバイトを促す効果があります。

「リアクションバイト」とは

本能的に口を使ってしまうという意味です。

 

 

釣れるメカニズムとしてはこんな感じ

①高速のただ巻きで逃げ惑う小魚を演出

②突然ルアーがストップする

→「これは食うチャンスだ!」と思わせる

 

そんな感じであっさり口を使ってもらえるわけです(笑)

 

 

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