青物のルアー釣り「雨の濁り」があっても大丈夫?【ショアジギング】

初心者の方へ

こんな人におすすめ

雨が多くて

海が濁る日が多くなってきました

ぶっちゃけ青物釣りにおいて

濁りがある日はダメなんですかね?

と気になっている方

 

そのテーマ

考えさせられますよ

 

今回の記事では、

・「濁り」は青物に悪影響なのか?

・濁りがある日に使うルアーの条件は?

というテーマでお送りします。

 

筆者について

いつもご愛読いただきありがとうございます。

てっちりと言います。

 

関西圏のフィールドをのらりくらりしながら、

ルアーフィッシングを楽しんでいるアングラーです。

 

釣りの研究が好きで、

釣りの試行錯誤の過程をYoutubeチャンネルで配信しています。

 

 

濁りは青物ゲームに影響あり?

濁りの度合いによって答えは異なる

 

まず結論から言うと、

濁りの度合いによって、

青物のルアーへの反応が変わります

 

釣りをするときの濁りの度合いは

大きく分けて3種類あります

レベル1:笹濁り(白濁り)

レベル2:茶濁り

レベル3:コーヒー状態(笑)

 

 

濁りの度合いは雨や風の強さによって

強くなったり弱くなったりします。

 

ここから先は

それぞれのパターンに分けて解説していきます。

 

 

レベル1:笹濁り(白濁り)

少量の雨が降った翌日などは、

「笹濁り」といって白い濁りになることがあります。

 

笹濁りのときは、

青物をルアーで釣りやすくなります

 

少しの濁りがあると、

ベイトフィッシュの警戒心が薄れます

 

濁っている方が

上空の鳥やフィッシュイーターから

見つかりにくいですからね。

 

こういうときの青物は、

警戒心がゆるんだベイトフィッシュを

盛んに狙うようになります。

そして濁りがある方が、

青物からルアーを見切られにくいです。

 

こうした理由から、

笹濁りの場合は青物を釣りやすくなるのです。

 

 

レベル2:茶濁り

近くに流入河川があって、

雨で川の水が増水した場合、

濁った水が海に流れ込むことがあります。

 

川の水は上流の土砂を巻き込んでいるので、

海に流れ着いた水は茶色いです。

 

そうして海が茶色く濁る場合があります。

 

で、この茶濁りの場合は…

濁り始めて1日目は青物を釣るチャンスです

 

濁り始めて1日目は、

濁っているのが表層だけ

というパターンが多いです。

え、どういうことですか?

まず「濁り」の正体は、

土砂がとけこんだ川の水や雨水です

つまり淡水ですね?

 

淡水は海水よりも比重が軽いので、

海に入るとこうなります。

 

淡水が上(軽いから)

海水が下(重いから)

 

川の土砂がとけているものの、

淡水の比重は海水よりも軽いので

海の上に浮かぶんです。

 

この濁りが太陽光をさえぎるので、

空が明るくなっても海中は暗い状態になるんです。

 

 

こうなるとルアーの独壇場です(笑)

 

海中が暗ければ小魚も青物も警戒心がゆるみ、

盛んに海の中を泳ぎ回ります

もちろん暗い海中では

ルアーも見切られにくいので

 

普段は警戒している青物も

ルアーに口を使ってくれるようになるわけです。

 

 

レベル3:コーヒー状態(笑)

大雨が降ってから2日後ぐらいになると、

濁りが海中全体に浸透します・

 

その場合は海がコーヒーのように濁ります。

 

 

結論からいうと、

コーヒー状態になってるときは

青物は釣れにくいです。

 

 

濁りがひどくなって数日経過した場合、

表層から底まですべての水が濁っているので、

ほとんど目の前が見えなくなります

 

青物にとって、

目の前が見えないまま、

潮に流されてしまうと、

いつ天敵から襲われるかわかりません。

 

しかも小魚の姿も認識しづらいので、

狩りをするのに時間がかかり、

エネルギーを消費してしまいます。

 

よって、

濁りが強くて1m先も見えないような状況のときは、

青物は釣れないと考えてよいでしょう。

 

ただし「ものは考えよう」です。

 

濁りがひどい日から数日経過すると、

むしろコンディションは最高になります。

 

濁りが入ったあとの海は

栄養分が豊富になるため、

ベイトフィッシュが集まりやすいんです。

 

なので数日開けて

濁りがとれてから再チャレンジすると、

大きなチャンスが待っているでしょう。

 

 

濁りがあるときのルアー選択

カラー選択に配慮

濁りがきついときのカラー選択は、

できるだけ目立つものがよいでしょう。

 

具体的には…

グロー系

アカキン

パープルや黒

 

などがおすすめです。

 

 

暗い水中でも

グロー系なら発光するので目立ちます。

 

個人的にはサムライジグサゴシチューン

ゼブラグローピンクが

濁り時の必殺アイテムだと思っています

 

そしてアカキンは

濁りに強い定番カラーです。

 

アカキンの中でも、

お腹がグロー塗装されているものもあります。

腹グローカラーだとさらにいいでしょう!

 

私が愛用するアイアンマービーにも、

アカキングローベリー

という腹グローとアカキンを両立したカラーがあります。

実際に濁りがある日に

このカラーで爆釣したので、

よろしければご参考に

※使用ルアー

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そしてパープルや黒系は、

シルエットがくっきり目立ちます

だから意外と魚から見えていたりします

騙されたと思って試してみましょう(笑)

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シルエットと波動に配慮

これも常識的な話ですが、

濁りの中でも目立つように、

シルエットが大きいルアーが望ましいでしょう。

 

ただし濁っている日は、

表層にゴミが浮いていることも多いので、

できればメタルバイブなどの

中層以下を探れるルアーの方が望ましいですね。

 

 

他にも濁っている日の釣りでは、

強い波動が出るルアーが望ましいです

 

青物は目だけではなく、

側線器官」というもので

小魚の波動を感知しています。

 

特に暗いときや濁りがある日は、

この側線器官が大活躍します。

 

だから波動を感じ取っている青物に、

強い波動でアピールしてやると効果的でしょう

 

波動が強いルアーは見切られやすいですが、

濁りによって青物の警戒心もゆるんでいます。

だから惜しまず出していくとよいかと思われます。

 

一応参考までに、

濁っているときに私は

アイアンマービー109などのメタルバイブを多用します。

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ルアーについて気になる方は、

アイアンマービー109のインプレ【青物のショアジギングに使い倒した感想】

こちらの記事をご覧ください。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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