オフセットフックにマゴチをフッキングできないときの対処法

初心者の方へ

この記事は

直リグ・フリーリグ・テキサスリグなど

オフセットフックを用いたワームリグで

マゴチを狙っている方に向けての記事です

 

 

底物を狙う際に

根がかりを恐れずに戦える

これらのリグですが…

 

 

使ってる人にはこんな悩みが多いはず

「オフセットフックでのフッキングが決まらないな~」

 

はい、私も同じ悩みで病みました(笑)

 

 

だからいろいろ考えて

フッキングのコツを学習していきました

 

この記事では

オフセットフックでの

マゴチへのフッキングのコツを伝えてまいります

 

 

◆記事の構成

①フッキングが決まらない原因はコレ

②フッキングのコツは2つだけ

 

 

 

フッキングが決まらない原因はコレ

オフセットフックに

マゴチが乗らない原因のほとんどは

 

早アワセをしてしまっている

というところです

 

 

「当たった瞬間にアワセを入れてしまう」

これはNGです(笑)

 

自分も即アワセの釣りばかりしていたので

この落とし穴にはまりました(笑)

 

 

でもマゴチの捕食方法を理解すると

早アワセがいけない理由が見えてきます

 

 

60センチクラスの大物を除けば

マゴチは2ステップでエサを捕食します

 

第一段階:ベイトを噛んで捕まえる

第二段階:捕まえたベイトを飲み込む

こんな流れです

 

 

マゴチは捕食が下手なので

魚の尻尾を噛んだり

甲殻類が動けないようにするために捕まえたりなど

 

まずは「エサの動きを止める」ことから始めます

 

大型個体はエサを丸のみするのですが

50センチ級まではおおかた前記のパターンで食います

 

 

となると

いちばん多い間違いが即アワセ

 

マゴチからすると

まだエサの動きを止めるために

エサの体の一部を噛んでいるだけなのに

フッキングを入れてしまうと、

もちろんすっぽ抜けてしまうわけです

 

 

オフセットフックは

根がかりが軽減できるものの

ただでさえフッキング率が低いフックです

 

 

第二段階の「エサを飲み込む」という段階にきてから

アワセを入れる必要があるのです。

 

 

 

フッキングのコツは2つだけ

動画の方がイメージしやすい方には

同様の内容をコチラで解説しています

 

オフセットフックをマゴチにフッキングするために

私は2つのことを意識しています

これだけでフッキング率は上がります

 

①アタリのあと、少し糸を張って待機する

②ロッドと糸の角度を約90℃に保つ

 

 

アタリのあと、少し糸を張って待機する

いちばん大事なのはこれです

「アタリのあと、少し糸を張って待機すること」

 

 

マゴチはエサを捕まえてから飲み込む

この2ステップでエサを食うと述べました

 

エサを捕まえてから飲み込むまでの間に

実はこんなドラマが起こっています

そのドラマを再現してやることが肝心なのです

 

 

☆エサを飲み込むまでのシナリオ

エサを捕まえる

エサが逃げようと抵抗する

マゴチがムキになって飲み込む

私はこんな感じのイメージをしています

 

 

せっかく捕まえたのに

逃げようとするエサほど

逃したくなくなるもの

 

 

片思いの相手が

誰かにとられそうだからこそ

追いかけたくなるもの

 

そんな恋愛みたいなイメージです

※あてにしないでください(笑)

 

 

 

で、結論を言うとですね…

 

逃げようとするベイトを演出するために

少しだけ糸を張ってあげるのです

 

すると、そのあとに本アタリがあり

マゴチが勝手にフックとワームを丸のみにしてくれます

 

 

その本アタリがあってから

アワセを入れると完璧です

フッキング率が驚くほど上がります

 

 

これでもバレてしまうという人は

竿の角度に気をつけましょう

詳しくは次の章へ

 

 

 

ロッドと糸の角度を約90℃に保つ

厳密にというわけではありませんが

ロッドを立てるなり

ロッドの先を左右どちらかに向けておくなりして

 

ロッドと糸の角度を約90度に保つのが理想です

 

 

これは何のためかというと

竿のしなりを活かして

魚に違和感を持たれないようにするためです

 

 

悪い例は…

ルアーが沈んでいる方向に

竿先がまっすぐ向いていて

リールからルアーまでが一直線になる状態です

 

 

こうなってしまうと

アタリがあったときに

糸がピンピンに張ってしまいます

 

そして竿がしならないので

魚のアタリや引きを

ロッドが吸収してくれなくなります

 

魚はピンピンに張った糸を引き

やがて気づきます

「あれ、なんかすっごい引っ張られてる」

 

そして魚が違和感を感じて吐いてしまう

こんな流れになります

 

 

だからその対策は

「ロッドのしなりが活きる角度に保つこと」

 

 

具体的にいうと

ロッドを立てるなり

ロッドの先を左右どちらかに向けておくなりして

ロッドと糸の角度を約90度に保つ

といった感じです

 

こうすれば魚がルアーにバイトしたとき

魚の引きに追従して

竿先が魚の方に食い込んでくれます

 

このときの竿の程よい反発力が

「逃げようとしているエサが発揮する力」

をうまく再現してくれるのでしょうか?

 

マゴチがルアーをしっかり

飲み込んでくれるようになってくれるのです

 

 

 

アタリがあってから

少し我慢する釣りをしている方は

けっこう簡単にできるんですが

 

自分みたいに青物やタチウオなど

即アワセが基本の釣りをしている人は

ついつい即アワセしちゃいますけどね(笑)

 

 

でもなんとか心を落ち着かせて

①アタリがあったら糸を少し張って待機

②竿を立てて、糸の角度を90度に保つこと

 

この2点を意識しながら

美味しいマゴチを釣っちゃいましょう!

 

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