今回の記事は釣行記録です
自分の釣りのデータを記録していこうという意図と
釣りをしてきた中で得た気づきを共有して
楽しい釣り方を発信していこうという意図
両方の意図があってこの記事を書いています
今回の記事の趣旨は
ベイトが多すぎて食わない青物をどう攻略するか？
という感じでいきます
いろいろ考えた結果でもあるのですが
表層で群れるベイトをあえて無視して
メタルバイブ「アイアンマービー109」を底まで落として
リフト＆フォールさせるという変なやり方で釣れたので
なんでそのやり方なの？
っていう疑問に答えるべく解説していきます
動画版もUPしていますので
記事だけではイメージが浮かびにくい方はぜひ！
2024年4月の釣行
南大阪の某人工島にて
水温もある程度上がってきたので
大潮初日に様子を見に行ってみました
するとベイトがわんさか…！
ルアーに引っかかるぐらい大量のカタクチイワシ
これは漁師にベイトをとられる前に
イワシについた青物を釣っておかなきゃ！
しかしまあ厄介なのがこのベイトの多さ
ミノーを投げてもバイブを投げてもトップを投げても
とりあえずベイトが先にかかります
フックの数を少なくして
ジグで表層を攻めたらなんとかなりそうですが
この大量のベイトの中からジグを選んで食ってもらえるなんて
宝くじが当たるレベルの確率です
たまにベイトが追われているのですが
大勢の青物で追い込み漁をしているわけではなく
追ってる側の青物の数はごく少数
ベイトが多くて青物が少ない
食い気はあるけど難しいパターンで誰も釣れません
どうせ釣れないんだからということで
ひとつ博打をうってみました
表層のベイトとそれを追う青物を無視する
っていう感じで、ボウズ覚悟で腹をくくりました
実際これは正解で
大物に針を曲げられて悔しいバラシもありましたが
無事にメジロを1匹キャッチできました
ちょっと詳しく解説しますね
表層の青物を狙っても
数は少なかったし本物のベイトが多くて
それの劣化版のルアーなんてのは絶対に食わない状況でした
だから表層のベイトを追い回している青物は無視
その下にいる「落ちパク狙いの青物」に的をしぼりました
なぜベイトが下に落ちてくるかというと
表層の青物がベイトを追い回したことで
力尽きたベイトが沈んでいくからです
中層以下にいる青物は、
表層のベイトを追い回すのは面倒と判断して
弱って落ちてくるベイトを拾おうとアンテナを張っています
しかも中層以下の方が本物のベイトが少ないので
ルアーにとっての「競争相手（恋敵）」が少ないんですね
だから本物のベイトがルアーより先に食われるなんてこともなく
「落ちてきたエサはルアーでもなんでも即食べる！」
って感じの好反応を見せてくれるってわけです
だからアイアンマービー109を底まで沈めて
落ちてくるベイトを演出するためにリフト＆フォール
アイアンマービーは水平な姿勢で落下するので
弱って落ちてくるベイトをナチュラルに演出できます
もちろん青物用に太軸フックに交換済みです
その特性が活躍してくれて
同じアクションを繰り返していると…
トスッ！ギギギギィィ！
とゆっくりルアーを持っていくような感触が！
ずっしりした重量感で頭を振るので
これは青物やーーーー！と確信
上がってきたのは…
60ｃｍ級のメジロでした
これを釣る前日にも
アイアンマービー109のフォール中に
ドでかい青物がかかりましたが
そちらはフックが曲がって敗北
その翌日に同じパターンで結果がでたので
なんとか報われた気持ちになることができました！
その日その日で攻略法が違い
「ベイトがいるからチャンスを逃したくない」と思いながら
ハラハラしながら魚と向き合う
釣りは楽しくてやめられませんね～！
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