今回の記事は釣行記録です
自分の釣りのデータを記録していこうという意図と
釣りをしてきた中で得た気づきを共有して
楽しい釣り方を発信していこうという意図
両方の意図があってこの記事を書いています
今回の記事の趣旨は
水温低下などの条件下で食い渋る青物をどう攻略するか?
という永遠のテーマです
いろいろ考えた結果でもあるのですが
ミニエント70Sというシーバスルアーで
「3Dダート」というアクションをすることで
渋い青物に食わせるというやり方を試してみた結果…
見事に釣れちまったのでその記録をお送りします
動画もUPしていますので
鮮明なイメージが掴みたいという方はぜひそちらも!
タックル
OVERTHER GRANDE 911M/MH サーフ堤防モデル
20 TWINPOWER C5000XG
PE1.5号 リーダー25lb
ちょっとライトなサーフロッドでいきます!
ミニエントはこのロッドがいちばん扱いやすいです
釣行記録
2024年5月8日 南大阪地区の某人工島にて
この日は前日の冷たい雨により
水温が低下したあとでした
食い渋ることは目に見えていたのですが
逆に「渋い」とわかっている方が
有効なアプローチを予測しやすいってことで
割とポジティブにとらえながら釣り場に向かいました
まぁ、釣れなくても試したいことを試せればいいや~
って感じで気楽にのぞみます
まぁ釣り場についてみたら案の定激渋で
自分も含め、朝イチから誰も釣れません(笑)
どうせ釣れないなら…ということで
渋いときに効きそうなメソッドをかたっぱしから試すことに!
水温低下で青物の動きもスピードダウンするから
ルアーは遅めに動かそう
まずは最低限食い気のある個体が集まる表層から行くか!
ということでバイブレーションプラグ ミニエント70Sを投げました
ミニエント70Sの使い方は
タチウオワインドのごとく
竿先で糸フケを弾きながらルアーを上に跳ねさせるだけです
↑図で示すとこんな感じですね
このロッドワークをすることで
ミニエント70Sは3Dダートというアクションをしてくれます
3Dダートとは、タチウオワインドとかでおなじみの
左右にジグザグ蛇行するアクション
ルアーが左右にジグザグ蛇行する分
ただ巻きと比べて前進する距離は微々たるもの
だからキビキビ動いているように見えて
実はけっこうスローな誘いなんですね
ただ、スローな動きで誘っても
春の水は澄んでいるのでルアーが見切られやすく
ゆっくり動かさないと食わないくせに
いざゆっくり動かしたら見切られる
という矛盾した状況に陥ってしまいます
その矛盾を解決してくれるのが3Dダートです
先ほども言いましたが、
ミニエントの3Dダートは左右にジグザグ蛇行することで
ゆっくり前に進んでいきます
食い渋る青物のスローな動きに対して
イイ感じのスピード加減でアプローチできます
しかも左右にキビキビ動いている分
ルアーのシルエットはボケて見切られにくいんですね
そして70mmの小粒なボディが幸いして
ルアーのシルエット感が見切られにくいという特典付き
だから「スピードは遅いけど見切られない」という
一見矛盾した条件をクリアしてくれるってわけです
さて、ミニエント70Sの3Dダートで表層を誘っていき…
3投目でドスッ!ギィィィィィィl
キターーーーーーーーーーーーーー!
渋い日にヒットしたことにルンルンになりながらファイトです
そして上がってきたのは…
60cm級のメジロでした!
狙いがハマってひとあんしん
早起きした甲斐がありました~!
一応、注意点としては
フックは太軸に交換推奨です
さすがに青物の引きはシーバスとはケタが違いますからね
番手としてはがまかつSP#6 MHがベストです!
少しトリッキーなパターンですが
食い渋るし見切ってくる青物を攻略するための
合理的な選択肢としてぜひともお試しくださいませ
いつまでも釣りは楽しいですな!
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