流れと地形を読めたとき、そこには怪物級のマゴチが!2023年5月in和歌山

初心者の方へ

 

この記事の意義

自分自身のヒットパターンを振り返るために、

過去に印象に残った釣行を

記事としてしたためていくことにしました。

 

これは自身にとっては忘備録となり、

読者の皆様にとっては

ヒットパターン情報の共有になると思っています

 

私もまだ修行中の身ですが、

最後までお読みいただけると嬉しいです。

励みになります。

 

動画版はコチラ

 

 

筆者について

いつもご愛読いただきありがとうございます。

てっちりと言います。

 

関西圏のフィールドをのらりくらりしながら、

ルアーフィッシングを楽しんでいるアングラーです。

 

釣りの研究が好きで、

釣りの試行錯誤の過程をYoutubeチャンネルで配信しています。

 

基本情報

2023年 5月31日 中潮

和歌山県内の河口(下流域)にて

 

 

天気は晴れ

外海は台風の影響で爆荒れ

 

 

★スケジュール

河口にて(17:30~19:30)

 

★タックルデータ

ロッド:Early for Seabass 97MMH

リール:ステラ3000MHG

ライン:PE0.8号 フロロリーダー16lb

created by Rinker
ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)
¥36,300 (2024/04/29 00:57:47時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
シマノ(SHIMANO)
¥68,263 (2024/04/28 19:12:03時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

実釣記録

この日の狙い

この日は沖に台風があることから、

外海がうねっていたのでさすがに外向きは断念

そして夕マズメの舞台として選んだのは河口

 

 

外海が荒れているということは、

ベイトは河口または漁港に避難して、

うねりを回避するはず

 

それに合わせてフラットフィシュもベイトついてくると考えた

 

 

釣行開始時刻は満潮の潮止まりからの下げ潮

 

なぜ下げ潮がいいのか?

理由は2つある

 

1つめの理由

前日の雨でベイトが川に流されてくる

川の流れは下げ潮によって強まり

ベイトはこの強い流れによって

河口付近に流されてくる

 

 

2つめの理由

潮位が下がると、浅場が干上がってしまう

そして浅場にいた魚は深場に降りてくる

 

こうして現れた

「浅場から深場に移動しようとするベイト」は

マゴチやヒラメにとって格好の的となるからだ

 

 

さらにこの日は

荒れた外洋から避難してくるベイトもいる

 

つまり川の上流と外海の両側からベイトが入ってくる

この上ないシチュエーションになるに違いない

 

地形調査

初場所のため、地形調査から始める

そのためにまずはダウンショットリグをズル引き

 

目に見える地形変化だけでなく、

水中のストラクチャーまで確認

だいたい50mほど先にかけ下がり

手前にかけ上がりがあることがだいたい読み取れた

 

このかけ上がり・かけ下がりは1km以上の区間で

一直線に並んでいる

 

 

ところどころ海藻や石があるが、

根掛かりするほどではない

でも逆にそれだと狙い所を絞りにくかったのも事実だった

 

 

駆け上がりなどの地形変化はどこにでもある

勝負を分けるのはきっと「流れ」

 

流れがよれている場所

かつ地形が変化している50mほど先

この2つの条件を満たす場所を

タイムリーに攻めることにした

 

 

ちょうど釣りを始めると、

最初の釣り座のあたりに

外洋から入る潮と川の流れがぶつかっている場所があった

 

そこを鉄板バイブ

シュナイダー13

グリーンゴールドで通す

 

強い波動で魚に気付かせ

魚の位置をサーチする目的がある

 

 

下流側のかけ下がりのボトムに斜めにキャストし、

そこからルアーを泳がせる

 

そして荒れた外海から避難して

河口に入ってくるベイトを演出した

 

 

すると1投目でアタリ

巻きからのテンションフォールだった

 

同じコースを同じパターンで通すと…

 

50mほど沖のかけ下がりで待望のヒット

 

しかし引きが弱い

でもブルブル頭を振っている

エソか?

と考えたが…

 

実際には20センチもないマゴチ笑

魚の姿が目の前に見えたときぐらいに

勝手にフックアウト笑

 

サイズはともあれ本命の存在を確認できたので

粘ってみることにする

 

その後は夕暮れどきまで地形調査

だいたい500mほど練り歩き、

各地の地形や魚の存在を確認した

 

しかし魚の反応が全くないので

流れの変化がある最初のポイントに戻ることにした。

 

 

夕マズメはここで決める!

 

 

友人とともにその場所に絞って

ルアーを投げ続けた

友人はバイブレーションプラグで

自分はブレードつきのシャッドテールワームで底付近をスイミング

 

すると19時ころ、

友人のバイブレーションプラグにヒット

これも50mほど先のかけ下がりだった

 

しかしファイト中にフックアウト

 

かなり惜しかった…

 

 

でも魚の居場所は

友人へのヒットをヒントに知ることができた

だから魚がルアーをくいこみやすいような通し方で

ルアーを通してやることにする

 

 

選んだのはフローティングミノー

バーティスSD140F ケイムラ生シラス

 

 

ミノーを選んだのはなぜか?

ミノーは同じレンジをキープしながら水平に泳ぐ

 

バイブレーションやジグヘッド&ワームだと

ルアーが必要以上に浮き上がってしまい、

マゴチにとっては捕まえにくいのかもしれない

 

そこでミノーを使って水平に通してやると

ルアーの上下動がないため

よりルアーを捕まえやすくなるのでは?

と考えた

 

 

 

バーティスSDを投げていると…

数投目でアタリ

しかしこれはフッキングせず

 

 

 

同じコースを数回通すと…

50m先のかけ下がりで待望のヒット

 

最初はあまり重みを感じなかった

しかし魚が足元にくるにつれて

この魚の重さと大きさを自覚し始める

 

 

手前で激しいマゴチダッシュ(笑)

そしてローリング

 

これで糸を切られる人が何人いることだろうか…

必死でファイトする

 

数秒のファイトののち

友人が網を差し伸べてくれた

 

そして無事にネットイン

 

最初は実感がなかったが

スケールで測ってみるとその大きさを改めて実感

 

なんとそのサイズは65cm

ゴリゴリのランカーマゴチでした

 

そして魚を締めているうちに

完全に日が落ちた

 

で、この日のゲームは終了となった

 

 

今回は地形・天候・潮の読みが完全に的中し、

1匹ではあったものの自己記録サイズのマゴチをつり上げることができた

 

 

☆今回活躍したルアー

サーチルアーとして最適

シュナイダー13 グリーンゴールド

 

 

大物狩りの名作

バーティスSD140F ケイムラ生シラス

 

合わせて読みたい記事

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました