こんな人におすすめ
ワームでマゴチを釣りたいけど
商品が多すぎて
どのジグヘッドを選んだらいいかわからない
とお悩みの方におすすめの記事です
めちゃくちゃわかります…
自分がマゴチ釣りを始めたときも
釣具店の品ぞろえが多すぎて
どのジグヘッドを選んだらいいかわからなかったのを覚えています
この記事では、そんな方にむけて
ジグヘッドの形状の特徴や選び方を解説し
タイプ別でオススメのジグヘッドをご紹介していきたいと思います
この記事を読むことで
買いたい商品がはっきりしたぞ!
よし、釣りにいこう!
と思っていただくことができると
筆者としても光栄です
タイプ別 おすすめのジグヘッド
ポイントの水深や地形によって使い分けるのが基本
釣りをするポイントの水深によって
適切なジグヘッドは異なります
特にマゴチは底から50cmが捕食圏内と言われるため
いかに底付近をキープできるか
という点が重要となってきます
ジグヘッドの形状によって
底からの浮き上がりやすさが異なり
もちろん深い場所と浅い場所では
おすすめするジグヘッドが違ってきます
さらに、マゴチ釣りは底を攻める釣りなので
底の地質的に根がかりしやすい場所なのか?
という点も考慮してジグヘッドを選ばなければなりません
とはいっても
どんなタイプのジグヘッドがあって
どれがどんな場所に合うのか…
と悩む方が多いと思うので
3タイプ別のジグヘッドと
それぞれの特徴・使いどころ・オススメ商品をご紹介していきます!
★目次
深い場所には矢じり型【ムゲンヘッド】
浅い場所には砲弾型【静ヘッド等】
浅くて根が荒い場所には三日月型【スリーパーマッチョ等】
深い場所には矢じり型【ムゲンヘッド】
私が愛用しているムゲンヘッド
矢じりのような形が特徴です
こうしたタイプのジグヘッドは
水深がある堤防や漁港などからマゴチを狙う場合に有効です
※水深5m以上の場所が目安
深い場所でこのタイプのジグヘッドをおすすめする理由は
「底から浮き上がりにくいため」です
深い場所でマゴチを狙うと
ジグヘッドがすぐに浮き上がってしまい
マゴチの捕食圏外まで上がってきてしまうことがしばしば…
でも矢じり型のジグヘッドは
図で示したように
泳いでいるときに水を切り
水流を上方向に受け流してくれます
するとジグヘッドは、その水流の下に潜り込もうとするため
上方向に浮き上がりにくくなります
(物理学的な話で難しくて申し訳ないですが…汗)
逆に水深1~3m程度の浅い場所で
矢じり型のジグヘッドを使用すると
あまり浮き上がらずに底を擦ってしまう場合が多いです
なので浅い場所で使用する場合は
次の項目でご紹介する
底から浮き上がりやすいジグヘッド
「砲弾型・三日月型」などが有効です
また、矢じり型のジグヘッドは
頭部で水を左右にかきわけてくれるので
ロッドをシャクってやると
ワームが左右にダートしてくれます
そのため、ボトムワインドという釣り方に
矢じり型のジグヘッドが使われることが多いです
ボトムワインドについて述べると長くなるので
この記事ではこれ以上触れませんが
別の記事にて詳細をご紹介しております
ご興味がある方はぜひそちらをご覧ください
浅い場所には砲弾型【静ヘッド等】
静ヘッドとぶっ飛び静ヘッド
カルティバの静ヘッドシリーズ
こちらもいつも愛用させていただいています
銃弾や砲弾のような
シンプルな形をしているのが特徴です
かの有名なコアマンVJシリーズもこのタイプです
さて、砲弾型のジグヘッドの使いどころは
遠浅サーフや河川のシャローエリアなどの浅い場所です
浅い場所では
ジグヘッドがしっかり浮き上がってくれないと
底をズルズルこすってしまいます
これは根がかりの原因となってしまいますので
「浮き上がりの良さ」というのが
ジグヘッドを選ぶうえで大事になってきます
前項でも述べましたが
ジグヘッドの形によって
泳いだときに受ける水流の流し方が異なります
ちなみに静ヘッドのような
砲弾型のジグヘッドはどうかというと…
まず泳ぐ際に
ヘッド部分に水が当たり
その水はヘッドの下の方向に潜り込んでいきます
そして、下方向に流れた水を乗り越えるような形で
ジグヘッドが上方向に浮上していきます
こうした物理学的な原理が働いて
砲弾型のジグヘッドは底から浮き上がりやすくなるのです
こうした理由から
浅くて浮き上がりの良さが求められる場所には
砲弾型のジグヘッドがおすすめと考えています
^\[\^
浅くて根が荒い場所には三日月型【スリーパーマッチョ等】
三日月のような形をしたスリーパーマッチョ
上辺が長い台形のような形をした
フラットジャンキージグヘッド
これらのタイプは
浅くて根が荒い場所(つまり根がかりが多い場所)に有効です
前項でも述べましたが
浅い場所では浮き上がりのいいジグヘッドが求められます
三日月のような形をしたスリーパーマッチョ
上辺が長い台形のような形をしたフラットジャンキージグヘッド
これらもまた、
泳いでいる際に水を下方向に受け流すことで
ルアー全体が浮き上がりやすくなるタイプのジグヘッドなのです
それはよくわかりました
でも「根が荒い場所におすすめ」
というのはどういうことでしょうか?
詳しく説明します
驚くかもしれませんが
実は今回ご紹介した2つのジグヘッドは
底についたときに立ち上がってくれます
写真を見るからに
本当に立ってますね(笑)
ということは
着底したときに底に接しているのはヘッド部分だけになり
針が底の障害物に接触しにくいんです
根がかりの一番の原因は
「針が底の障害物に刺さること」なので
針が底に触れていないということは
根がかりを回避する上で大きなアドバンテージとなるのです
こうした理由から
浅くて根が荒い場所には
スリーパーマッチョ
フラットジャンキージグヘッドなどの
三日月形や逆さ向きの台形のような形状のジグヘッドをおすすめします
マゴチを釣りに行こう! おすすめの記事
拙著であり恐縮ですが
マゴチを釣るために重要な記事をいくつかまとめてみました
こちらもどうぞ合わせてご参考になさってください
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