こんな人におすすめ
マゴチ釣り初心者です
とりあえず適当に釣りをしていますが、
どんなカラーがマゴチにきくのか
いまいちわかりません
とお悩みの方
最初のころはそうでしたね…
とりあえずいろんなカラーを使ってみようって
ルアーを買いまくって…
うう、財布が…(´;ω;`)
私と同じように、
そんな苦しい状況になることがないように
・マゴチ釣りにおすすめのカラー
・カラー選びの考え方や使い分け
この2点を理由つきでお伝えしていこうと思います。
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筆者について
いつもご愛読いただきありがとうございます。
てっちりと言います。
関西圏のフィールドをのらりくらりしながら、
ルアーフィッシングを楽しんでいるアングラーです。
釣りの研究が好きで、
釣りの試行錯誤の過程をYoutubeチャンネルで配信しています。
こちらの動画は、
カラー選択に注意して冬のマゴチを攻略した動画です
今回の記事の内容に触れている部分もあるので、
よろしければご覧ください。
マゴチ釣りにおすすめのカラー
【前提】カラーは魚目線で選ぶ
まずは大切なポイントから。
「カラーは魚目線で選ぶこと」
これに尽きます
たとえばこのカラー
背中がピンクでお腹がライムグリーン
このカラーは派手ですか?目立ちますか?
人間から見たら派手で目立ちますね。
そうですね。
すごく明るくてカラフルに見えます。
灰色のコンクリ堤防や青い海を背景にして見ると、
余計に目立って見えますね。
ただ、魚から見たらどうでしょうか?
青物は普段どっちを見ていますか?
前か上ですね。
上から落ちてくるベイトを食うって言いますし…
そう、青物の目線は上に向いています。
ということは魚がルアーを見るときには、
こんな感じで見えているわけです。
魚は下から空を見上げて
上にあるルアーを見ています。
ということは魚から見えるのは、
空の色とルアーのお腹の色ということになります。
たとえば晴れた日に
明るいカラーを使ってしまうと、
魚からはぼやけて見えにくいんです。
でも逆に暗い日に使ったら、
よく見えるカラーなんですけどね。
ここから言えることは、
「カラーは状況によって派手にもなるし地味にもなる」
ということです。
「今の状況でこのルアーは派手に目立つのか?」
「それともナチュラルに見えるのか?」
その答えを決めるのは人間ではなく、
そのときの自然状況と魚からの見え方なんです。
それにマゴチの場合、
甲殻類から小魚まで
食っているベイトの種類が豊富です
ベイトの色もバラバラなので、
どのベイトの色を表現していくのか?
という点も考慮に入れる必要があります
この記事では
「カラーは魚目線で決める」
という前提に基づいて書いていこうと思います。
白系
私のこれまでの経験上、
マゴチ釣りにおいては白系の釣果が多いです。
白系のルアーがいいのはなぜですか?
白系のルアーは
マゴチの好むベイトであるシロギスや
脱皮直後の甲殻類に見えます
シロギスは底にべったりの魚なので、
底に居着くマゴチの至近距離にいるので
食いやすいんです。
また、脱皮直後の甲殻類は
皮が柔らかくて食いやすいので、
マゴチからのターゲットになりやすいんです。
だから、脱皮直後の甲殻類を模した
白系カラーに軍配が上がるわけです。
また、白系は
日が昇る前・日が落ちたあとの暗い時間や、
曇り空で薄暗いときにもよく見えるカラーです
周囲が暗いときに合わせて使ってやると
効果的かと思います。
使い方としては、状況次第ですが
夏場など、
シロギスがベイトになっている可能性があれば、
白系のシャッドテールワームで底を這わせるのが有効
私の場合はドリームシャッドの3.5インチ
アラハダグローを使用しています
魚っけがなければ、
甲殻類を模したワーム
クレイジーフラッパーのサイトフラッシュ
ハリーシュリンプの脱皮シュリンプなどの
白系カラーを投入し
底をズル引きするのが有効だと思います
赤系・茶系・黒系
マゴチ釣りにおいて、
赤系・茶系・黒系のルアーへのアタリも非常に多いです
その理由は、
赤系のルアーは水中でシルエットが
くっきり目立つからです。
魚は水面の水や空を見上げています
透明の水の上に明るい空があり、
魚には明るい景色がうつっているでしょう
そこに赤系・茶系・黒系などの、
どす黒いカラーを入れてやることで、
シルエットが目立つようになります。
シルエットがくっきりするため、
海が濁っていてもシルエットがぼやけることがありません
だから濁りにも強いカラーとしても使えます
それに赤系・茶系・黒系のルアーは
アメリカザリガニやハゼ・メゴチに色が似ているのでしょう。
極端な色に見えるから警戒されるかな?
って思うのですが
思ったよりもマゴチが警戒せずに、
口を使ってくれることが多いです。
ハゼが好みそうな泥地で釣りをする場合は、
マゴチのエサとなるハゼをイメージして、
パワーシャッド4インチなどの
細身のシャッドテールワームを使い、
赤系・茶系・黒系のカラーを選ぶとよいでしょう
泥地に岩場が混じるような場所は、
甲殻類の好む住処となります。
そんなときは甲殻類をイメージして、
クレイジーフラッパーや
ハリーシュリンプなどのワームを使い、
こちらも赤・茶・黒などのカラーを選ぶとよいでしょう
↑私の実績高めの一軍ルアーです
イワシカラー
イワシはフィッシュイーターの大好物です
だからイワシをイメージしたルアーは
バッチリ釣れます
イワシがベイトになっているときは、
イワシカラーを投入するとまちがいないでしょう。
ただしこう考えることもできます
「本物のエサには勝てない」
イワシの群れがいる中に
イワシカラーを投入すると、
本物のイワシと競合することになります。
膨大な数の本物のエサの中に
ルアーを通してしまうとバレバレです(笑)
だからこそ、
あえて違うカラーを入れてみることも
視野に入れたうえで
まずはマッチザベイトの先発投手として
イワシカラーを投げるといいかと思います
イワシがベイトのときは、
初めは波動の強いシャッドテールワームや
メタルバイブ・ミノーなどから攻めてみて
「アタリがあるけど乗らない」という場合は
波動が弱いピンテールワームを使うのが有効でしょう。
チャート系・ゴールド系・ピンク系
朝マズメ・夕マズメなどのローライト時や
濁りがある日に釣りをするのであれば、
ピンク系・チャート系・ゴールド系などの
明るいカラーをローテーションするのが有効です。
自然界にはない不自然なカラーに見えますが、
薄暗いときや濁っているときなら
魚の警戒心は薄いので大丈夫です
先ほども申し上げたとおり、
「本物のエサには勝てない」です。
だから本物のエサに近いルアーではなく
あえて派手なカラーを使い、
本物のエサとの違いをアピールしてマゴチに口を使わせる
という寸法になるわけです。
ただし色が派手な分、
違和感を持たれやすいので、
こまめにローテーションをすることを
心がけるとよいかと思います
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