今回の記事は釣行に役立つ記事です
自分の釣りのデータを記録していこうという意図と
釣りをしてきた中で得た気づきを共有して
楽しい釣り方を発信していこうという意図
両方の意図があってこの記事を書いています
記事の趣旨としては
冬の河川(汽水域)は条件がハマれば釣れるよ!
っていう内容です
いちばんよかった日は1月末の長潮の日だったのですが
2時間で38匹(20cm~29.5cm)
これは美味しかったしけっこう燃えましたね…!
というわけで記事を書いていきます
興味があるところをかいつまんでお読みくださいね!
1月下旬 和歌山県のとあるリバーの河口
潮は長潮で夕方から夜の干潮にかけて
下げ潮を狙っていく感じですね
このポイントは以前、シーバス狙いで訪れたのですが
左隣の人がここに来るやいなや
私にあいさつをしてくれたのですが
そのときの一言目が「アジ釣れてますか?」でした
え、アジ!?とビックリしてしまい
アジ狙いじゃないんですわ~と告げたあと
なかば半信半疑でオジサンを見ていると…
1投1匹のペースでオジサン爆釣(笑)
しかもデカい…!
そのアジを5匹ほどいただくことができたので
その日はラッキーでした
その人にいろいろ聞きながら
こんどはアジングタックルをそろえて
自分でもやってみたのが1月末
もうさすがにおらんかも…
と半信半疑でやっていたのですが
その心配はすぐに払拭されます
足元の掘れた地形を丁寧に探るために
0.7gのジグヘッドと
アジリンガーやアジマストなどのワームをローテーション
すると…
ファーストフォール中や
足元の掘れた地形でヒット連発…!
まさかの大爆釣…!
その経験からいろいろ考えて
河川にこんなにもアジが入る理由を考察しました
妄想半分ですが
たぶんシナリオはこんな感じ
冬になると外海が荒れることが多く
アジなどの小魚は時化による冷えと荒れをかわすために
波がおだやかな場所に避難しようとします
外洋のうねりをさけて
おだやかに暮らせる場所といえば2つ
1つが漁港
もう1つが河川というわけです
でもこのエリア一帯には漁港がなかったので
うねりをかわそうと思ったら
必然的に河川の中に入ってくるわけです
そのアジたちの一部は
うねりがおさまったら外海に抜けてしまうでしょうが
今回の河川は河口が深く掘れていて
ストラクチャーもいくらかあります
水深があってストラクチャーもあるということは
日中に鳥などの外敵から襲われにくいということ
だからうねりがおさまっても
「ここ居心地いいから残るか~」といって
河川に残るアジの群れがいたわけですね
さすがに昼間にルアーが届く岸際には寄ってきませんが
日中に遠投カゴ釣りをしていた人は
日中でも爆釣してました(笑)
そのアジたちは夜になると
鳥から襲われる心配もなくなるので
エサを求めて浅い岸際に泳いできます
それをアジングで釣っちゃうわけですね
これが釣れるメカニズムですね
釣り方自体は大したテクニックが必要ないのですが
強いて言うなら足元にアジがうじゃうじゃいるので
足音を立てて散らさないことと
岸際から2歩ほど後ろから投げること
軽いジグヘッドで足元でフォールさせたり…
とにかく足元の掘れた地形を利用して
丁寧に誘ってやることが大事です
ちなみにウェーディングしたら
アジの居つき場所をつぶしてしまうので論外です
これを意識しているとほぼ毎投釣れましたが
隣の方は5~6匹しか釣れずに
アタリがかなり少なかったです
小手先のテクニックよりは
狙い目となる地形を長く通す立ち回りと
魚を散らさない立ち位置を心がけることが大切でした
で、おすすめの潮周りは長潮・小潮
とにかく潮が悪いときの方がいいです
逆に大潮のときに行ったことがありましたが
そのときはこんな感じ
最初にメッキが釣れて
そこからはアジが6匹でした
なぜ長潮の方がいいかというと
流れがなくてライトリグで釣りやすいからです
大潮のときに行ったときなんかはけっこうややこしくて
潮見表では上げ潮なのに
川の流れは下流に向かっていってて
表層は右向きに流れて
底は左向きに流れるって感じで二枚潮になっていました
そのまま続けていたとしても
基本的に夜間を通してずっと流れも強いから釣りにくいし
なにより冬のアジは冷たい流れを嫌う傾向があるのか
長潮のときほど高活性ではありませんでした
まぁ、己のテクニック面もあるんですけどね多分
といったこともあり
狙い目は潮が悪いときですね
他のエリアでのナイトゲームで
潮が悪くて釣れないな~と思ったときに
河川でのアジングをすると案外ハマることもありますので
しっかり条件を読んだうえで
選択肢のひとつとしてリバーアジングを持っておくと
これが救いの手になるかもしれませんね!
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