今回の記事は釣行記録です
まだYoutubeを初めていない頃の釣行についてお話していきます
もちろん映像とかは全くないんですが
その当時考えていたこととか
そこから導かれてくる理論とかを
お話できる記事にできればと思っています
まあ手短に言うと
巻くだけで釣れると名高い
セットアッパーを巻くだけでサワラが釣れたって話です
サイズは87cmでした
遠投して巻いただけで
ルアーがオートマチックに動いてくれてヒットしたので
そこにテクニックもくそもないのですが
注目しているのはカラー
今回使ったのはセットアッパーのカタクチレッドベリー
背中が紫であとは銀って感じの
ザ・イワシカラーって色ですね
朝マズメからナチュラルな色を使った感じです
で、何度もこんな現象が起こっているのですが
朝イチの薄暗い時間であろうと
サワラが紫系にめっちゃ食ってくるんですよね
というか、他の色から紫に変えたらアタリが出る
なんてこともけっこうあるわけなんですよ
セットアッパーで釣れたことがメインテーマで
そちらは「まぁ釣れるルアーだから」で片付くのですが
紫でよく釣れるのはなんでだろう?
ということを考えてみるのが今回の記事のサブテーマ
というかサブテーマの方が深い(笑)
「紫つれるな~」と思いながら
なぜ釣れるのか?という答えを模索してたのですが
自分の結論はだいたいこんな感じ
人間の目で見える可視光線のうち
紫がいちばん強い色だから
という答えです
私たちは普段、
目で光を感知して空間を把握していますよね?
私たちが見ている光って、
いろんな色の光が混ざってできた「光の束」なんです。
具体的にどんな色の光が束になっているかというと、
虹を思い浮かべてみたらわかりやすいです。
ざっくり大まかに区切ると、
私たちが見ている「光」とは
赤・橙・黄・緑・水色・青・紫の光線がまじりあっていて
その束が私たちの目に入ってきています
実はこの光線にはひとつひとつ強さのランクがあって、
強い順にいうと
紫→青→水色→緑→黄→橙→赤の順になります。
要するに紫がいちばん強い光線で
赤がいちばん弱い光線ということですね
陸上にいる分には
光線の強さなんて気にすることはないと思うのですが
水中に入ると話は別です
水が弱い光線から順番に吸収していってしまうんです
つまり、水中では真っ先に
赤色の光線が吸収されて見えなくなり
そこから深く・遠くなっていくにつれて
弱い光線から順番に吸収されていきます
で、最後まで残るのが紫色で
紫はいちばん深く・遠くまで届く色
っていうことですね?
そういうことですね
だから朝マズメの暗い海中でも
紫色の光線がサワラの目に届いて食ってきてるのかな?
サワラは目がいい魚ですからなおさらね
となると紫がサワラに効くというのもうなずけます
スマホの機種変更のときに
過去の釣果写真が一部消えてしまったので
他にも紫でサワラが釣れた写真はもうありませんが
いまでもサワラ狙いのときには
真っ先に紫のルアーを投げるようにしています
ま、そんなカラー選びについてのお話でした
コメント