今回の記事は釣行記録です
自分の釣りのデータを記録していこうという意図と
釣りをしてきた中で得た気づきを共有して
楽しい釣り方を発信していこうという意図
両方の意図があってこの記事を書いています
動画でもUPしているので
そちらもご覧いただけるともっとわかりやすいと思います
今回は春のサーフでのマイクロベイトパターン攻略の話
単刀直入に言うとビームポッパー130Fが活躍してくれました
2024年3月17日の釣行
南紀では稚鮎・シラス・カツオの幼魚などのマイクロベイトが接岸し
青物・ヒラスズキのシーズンが開幕
青物を釣るぞと意気込んで釣りに臨みました
タックルはこんな感じ
OVERTHERE GRANDE 911M/MH サーフ&堤防モデル
20 TWINPOWER 4000HG
PE1.5号 リーダー25lb(フロロ)
遠投性能が求められるので
軽くて振り抜きのいいサーフロッドでいきます!
それに、マイクロベイトパターンなので
プラグの細かい操作感が求められるってのもあって
この竿がうってつけかな?と考えています
さて実釣
実は前日入りしていて状況をチェック済
前日の夕マズメには夕暮れ前にマイクロベイトのナブラが発生
地元勢はナブラを追いかけて
他の釣り客がいるのにもかかわらず横入りしてるのなんの…
さすがにお行儀が悪いので自分はナブラを追いかけず
本命の翌日に託すことにしました
期待が高まります…!
翌日の朝は何事もなくノーバイト
午後の下げ潮に最後の望みをたくし
ホテルのチェックアウトとかいろいろな作業を済ませます
釣り場に到着するもしばらく何もなし…
でも12時ぐらいになると南側の岬らへんで
何か水面がざわついています
これ、ナブラじゃね?
と思いながらザワザワのゆく方向に少しずつ立ち位置をスライド
真昼間なので、
朝アタリがなくて諦めた釣り人がほとんどだったのもあり
現場には少数の地元勢によるナブラ警察部隊しかいません
目でよく見えるところまでナブラが迫ってきて確信
マイクロベイトナブラや…!
マイクロベイトナブラって不思議なことに
2時間も3時間も続くんですね
やはりベイトが小さくて腹が満たされないのか
お腹いっぱいになるまでは時間がかかるんでしょうね
それを幸いとして、ルアーの射程圏内にくるまで待って
ギリギリ100mぐらいの射程圏に入ったらキャスト
そんな感じでやってました
100m先まで届かせるためにジグやモンスターショットを投げるんですが
なかなかアタリがありません
そこで飛距離は劣りますがポッパーにチェンジ
選んだのはビームポッパー130F トウリンイワシ
ポッパーを選んだ理由は
マイクロベイトの泳ぐスピードに合わせるためです
ジグやシンペンだとナブラには届きますが
速く巻かないと沈んでしまうので
いざナブラの中に入ったときに
マイクロベイトよりも速いスピードで泳がせることになります
青物にとっては目のまえに楽に食える食料がたくさんあるのに
あえて泳ぎの速いルアーを食う必要もなく
ジグとシンペンは一向に食いません
それに、速く巻いてしまうと
ナブラの中を一瞬で通過してしまって
ルアーがすぐに捕食圏外に出てしまうんですね
その点、ポッパーなどのトップウォータープラグは
水面でプカプカ浮かんでくれるし
アクションごとにストップを入れられるので
マイクロベイトの遊泳速度に合わせることもできるし
ナブラの中をすぐに通過してしまうことはありません
ジグに比べて飛距離は落ちてチャンスは減りますが
ジェットブーストの恩恵もあり
ビームポッパーは飛行姿勢が非常に良くて飛距離も優秀
80m以上は飛んでくれる感じなので
ナブラが射程圏内にきたときに
タイミングを合わせてキャストしていきます
そして12時ちょうど
ナブラが射程圏内にきてポッパーを投げました
竿先をシェイクしながら
ビームポッパーをドッグウォークさせて
泡を立ててルアーのシルエットをごまかしつつ
移動距離をおさえながら動かしていきます
すると、ド派手な爆発はありませんでしたが
急に竿先が持っていかれます
キターーーーーーーーーーーーーー!!
ロッドのしなりを活かしながら必死でファイト
他の釣り人もいるし、波打ち際の抵抗もあるし
けっこう急いでファイトしました
そして上がってきたのは…
74cmのメジロでした!
ブリには及ばずでしたが最高の1本
そして刺身が美味かった…!
その後もナブラは続いていましたが
試しにモンスターショットを投げてヒットしたものの
針が曲げられてフックアウト
そしてナブラはその後も続きましたが
けっこうな大雨が降ってきたので納竿しました
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