モンスターショットでメーターサワラ!青物に万能のフックセッティングを考察【ショアジギング】

技術解説

今回の記事は釣行記録です

 

 

自分の釣りのデータを記録していこうという意図と

釣りをしてきた中で得た気づきを共有して

楽しい釣り方を発信していこうという意図

 

両方の意図があってこの記事を書いています

 

 

動画でもUPしているので

そちらもご覧いただけるともっとわかりやすいと思います

 

 

 

 

2024年10月中旬

水深2~3m とあるシャローエリアでの釣行です

 

 

釣り場にエントリーすると無数のマイクロベイトが…

そこにヒラセイゴがたまにボイルするって感じで

ちょっと水面が騒がしいです…!

 

 

ボイルもあるし魚がいるのは確定だから

トップを投げるか~

 

 

といってもあるのは青物用のルアーだけで

シーバスルアーは一切持ってきてなかったんですね

 

青物用のサイズのトッププラグだと

出るけど乗らないってのが何度も続いたので

シーバス狙いは撃沈しましたね(笑)

 

 

そうこうしていると沖でサワラがジャンプ

トップウォータープラグだと全然届きません(笑)

 

「あれは釣っときたいな~」ということで

遠投性能に優れたルアーにチェンジ

 

 

選んだのはモンスターショット110

カラーはグローベリーチャート

 

 

モンスターショットはジグ並みの飛距離を持ちながら

フォール速度はジグよりも遅く

体積は大きくてジグよりもハイアピールって感じ

 

 

沖のサワラに届かせつつ

中層から表層を速いスピードでも遅いスピードでも誘えるし

ゆっくりフォールさせて誘うこともできます

 

 

それに1秒で50cm沈むので

サワラの遊泳層に合わせてカウントダウンをとっていくときも

いま水深何メートルのレンジを探っているのかわかりやすいんですね

 

 

エサはマイクロベイトなので

サイズ感は小さくした方がいいかな?とも思いましたが

マズメどきなのでギリギリごまかせるか!

と思ってモンスターショットをキャスト!

 

 

3~4秒ほど沈めて早巻きで巻き上げると…

ドンッ グギギギギギィィィィィィ!

沖で跳んでたサワラが1投でヒット…!

 

 

これ過去イチちゃうか!?

と思いながら必死でファイトして

足元のテトラにタモが引っかかるも最後はハンドランディング(笑)

 

 

グダグダでしたが上がってきたのは

人生初のメーター超えのサワラ!!(108cm)

これは燃えました…!

リアフックをがっちり噛んでますね!

リアつけててよかった…!

 

 

 

 

さて、今回のフックセッティングはこんな感じ

フックセッティングとしては純正とは異なり

前アイにツインアシストフックを

リアにトレブルフックをつけるって感じですね

 

 

具体的な商品としては

フロントフックがジガーライト段差ホールド2/0

 

 

リアががまかつSP#3MHですね

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腹のセンターフックはヒラメ狙いなら必要かもしれませんが

青物狙いだと特段必要なわけでもないので外しています

 

青物仕様にするために、

フロントフックを前アイにつけてやって

頭から食ってくるブリに対応できるようにしています

 

 

後述しますが、

モンスターショットはバレることが多いので

食った魚ががっちりホールドできるような形状の商品を使っています

 

 

さて、ブリ系狙いだとフロントフックで十分なのですが

リアフックを残した理由はサワラ対策

サワラは牙でベイトの尻尾を噛み切って機動力を奪い

そこから捕食動作に入ります

 

だから後ろからバイトしてくることも多いんですね

 

 

それゆえにリアフックが必須となるのですが

モンスターショット110の純正フックだと太すぎて刺さりにくい(笑)

 

 

ということもあって刺さりに定評がある

がまかつSPのMH#3に交換している感じですね

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トレブルフックの3本ともきっちり刺さってて

外すのがしんどかったぐらいです(笑)

 

それに、リアフックをつけていると

早巻きしたときにリアフックがブレーキになってくれて

ルアーがバタつきすぎないようになってくれます

 

 

これはジグでも同じようなことが言えるのですが

水噛みのいいタイプのジグやシンペンを使うときは

リアフックがある方が泳ぎがナチュラルになりますね!

 

 

このフックセッティングが完全に正しいのかどうかは

正直なところ結論は出ていません

 

 

いまのところ

フロントフックをシングルアシストフック1本にする?

ってのも視野に入れています

 

 

意外かもしれませんが

モンスターショットのシングルフック化によって

むしろフックが刺さりやすくなります

 

 

まずパックから開けたままの

モンスターショットのフックセッティングでは

けっこうな頻度でバレます

 

 

特にご自身の通われているフィールドが

水深の深い場所だったら要注意です

 

 

バラシの原因は糸フケと、

多すぎるフックポイントです

 

 

まず、PEラインに関する知識ですが

ルアーを投げて沈めると

何気なく思い描いている

自分たちのイメージとは違い

 

下の図のようになります

竿からルアーまで

糸が一直線に伸びていくわけではなく

 

 

実はPEラインの浮力によって

ほとんどのラインが水面上に浮いていて

ルアーの近くの糸だけが

底に向けて沈んでいく形になります

 

 

こんなメカニズムで

糸が水中でカーブした状態になるんですね

 

 

ジグだとルアー自体の比重が重いので

PEラインを引っ張る力が強くて

PEラインはいくぶんか

まっすぐに張ってくれるのですが

 

 

モンスターショットは

ジグよりも比重が軽く

ラインを引っ張る力が弱いので

 

 

中層~底に沈めたときなどは特に

水中でラインがカーブしたまま

残ってしまうんですね

 

この糸がカーブした状態だと

糸ヨレにフッキングパワーが吸収されてしまい

 

フッキングが深く決まらない

っていうことが多いです

 

 

フックを多くして

フッキング率を上げようとしてしまいがちですが逆効果

 

 

逆にフックを減らして

さらに1本1本のフックを細くしてやる方が

フッキングがしっかり決まってバレにくいんですね

 

 

その点を考えると

フロントフックを2本から1本に減らしてやろうかと

考えが止まないのですが

 

 

使うルアーが増えた分

いろんなルアーに釣果が分散されるので

モンスターショットで釣れる回数ってのもそんなに多くないんですわ

 

検証には時間がかかりそうです

 

 

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