こんな人にオススメ
メタルバイブを使い始めましたが
エビになることが多くて胸が張り裂けそうです
せっかく1000円以上かけて買ったのに…
こんな無駄使いしてたら嫁に怒られちゃう…
メタルバイブのエビ対策を教えてください
☆関連記事
【メタルバイブ特集 ②】メタルバイブじゃないとダメなのっ!青物狙いでのメタルバイブの使いどころ
読者の方へのメッセージ
こんにちは、脳筋アングラー てっちりです!
お読みいただきありがとうございます!
こんな感じで
ルアーのフックと糸が引っかかって
メタルバイブがエビになってしまうこと
ってありますよね。
しかも着水直後にエビになったら…
巻き抵抗がやばい!(笑)
いくら脳筋でもこれは重い!!
てっちりもメタルバイブを使い始めたころは、この現象に悩んでいました
そして今でも肝心なときにエビになることもあります。
ただ、エビになる原因を理解して対策を打てば
エビになる回数を極限にまで減らすことができます。
今回はメタルバイブのエビ対策として有効な方法を
「理由つき」「図解つき」でわかりやすくお伝えしたいと思います
エビになる最大の原因は「糸のたるみ」
メタルバイブがエビになる原因はズバリ「糸のたるみ」です
キャスト時・着水直前・着水後に発生した糸のたるみが
メタルバイブのフックに引っ掛かることで起こります
つまり、「糸のたるみを発生させなければ、エビにはならない」
「糸のたるみを制する者が、エビを制する」
ということになります
次の項では、パターン別でエビの原因と対策を図解付きで説明します。
パターン別 エビになることの原因と対策
エビになってしまうタイミングは大きく分けて4つあります
①【少】キャスト前
②【多】ルアーの着水前
③【多】着水直後
④【少】ストップ&ゴーをしたとき
おそらくよくエビになると言う人は、①~④のうちのどこかでエビになっています
特に①②の着水前と着水直後にはエビになりやすいので、よく読んでみてください。
それぞれパターン別で解説します。
①【少】キャスト前に既にエビっている
某 〇斗の拳の主人公のセリフ
「お前はもう、〇んでいる!」のような状態ではないか…
そんな悲しいことがあるのか…
このケースは少ないですが一応、図式化して説明しておきます
☆原因
キャスト前の振りかぶりが甘く
竿や糸にルアーの重みが乗り切っていない
☆結果
投げる前の一瞬に糸がたるみ
その糸がルアーのフックに絡む
☆対策
竿を振る前に、
ルアーを少し後ろになびかせる
☞ルアーの重みが竿と糸に乗り
糸がピンと張る
初めにもお伝えしましたが、エビになる原因は「糸のたるみ」です
キャスト前に発生する糸のたるみを除去してやれば、エビになることは回避できます!
②【多】ルアーの着水前にエビる
ルアーの着水前って、ルアーが遠くにあるから
そこでエビになっているかどうかなんてわかりません
でも、実はこの段階でエビになっている人は多いです。
☆原因
着水前にはルアーが減速しているのに
糸の出は減速していない
☞糸の出の方が多くなり、糸ふけが発生する
☆結果 たるんだ糸とルアーのフックが絡む
キャストをした瞬間は、ルアーがハイスピードで飛んでいき、
糸もルアーに引っ張られて、同じ速度で出ていきます
しかし着水前になると、シルエットの大きいメタルバイブは空気抵抗を受けて減速します
その一方で、糸は細くて空気抵抗が小さいので、
メタルバイブよりも速いスピードで糸が出ていくことになります
こうなると、出すぎた糸はたるんでしまい、たるんだ糸がルアーに引っ掛かってしまいます。
☆対策
着水前にサミングをする
☞糸の出が減速し、
空中で糸のたるみが発生しにくくなる
☆「サミング」とは?
リールのスプールを
親指(Thumb:読み「サム」)で
軽く抑えることをさします。
強く抑えてしまうと
糸の放出が止まってしまいますが
軽くおさえると、
糸の出すぎを抑えることができます
☞こうすれば、着水前の糸のたるみを
予防することができます。
余談ですが…
③【多】ルアーの着水直後にエビる
ルアーの着水直後も、糸がたるみやすく、エビになる原因があります
①ルアーの滑空中は、ルアーの飛ぶ勢いに
引っ張られ、糸が同じ速度で出ていく
②ルアーの着水後は、ルアーが水の抵抗を
受けて失速する
☞でも、糸はそれまでと同じ勢いで出ていく
③着水後に糸ふけが発生し、水面をただよう
☞この糸にルアーの針が引っかかる…
じゃあ、着水後に糸を張り、糸が水面をただよわないようにすれば、エビになりません!
☆対策:着水後すぐに竿を立てて、糸を張る
こうすれば、たるんだ糸が水面をただよう
ことがなくなる
☆結果 ルアーがエビにならない!
④【少】ストップ&ゴーのときにエビる
ストップ&ゴーの「ストップ」のときに糸がたるみ、エビになります!
糸を巻くのをやめたあと、
ルアーは惰性で少し前に進む
☞このときに糸ふけが発生する
☞この糸ふけにルアーの針が絡んでしまう
じゃあ、ストップのあとに糸がたるまないように注意すれば、エビにならない!
☆対策
ストップのあと竿を少し立てる
☞この動作で糸ふけを回収し、糸を張る
☞糸がたるまないので、エビになりにくい
以上、メタルバイブのエビ対策でした~
どんなルアーにもトラブルはあります
ですが、原因を理解した上で対策を講じれば、トラブルなく快適に使用できます!
てっちり的 エビになりにくいメタルバイブ2選
てっちりが使ってきたメタルバイブの中で
比較的トラブルが少ないものを貼っておきます
釣具店にも置いているので、購入してみてください。
三宅商店:トリックビート103
2022年に発売された最新モデルのメタルバイブ
古参のメタルバイブよりも「誘い」と「アクションの多彩さ」と
「トラブルの少なさ」を追求した一品
2フック仕様(サイズは#3)なので元々エビになりにくい上に
なめらかな曲線を描いたボディで、
フックがルアー本体に引っ掛かるのを予防しています。
激しくシャクったときぐらいしかエビになりません。
フックが太軸なので、テトラ帯でパワーファイトが必要な場面でも安心です
こちらも2フック仕様のメタルバイブで、エビになりにくいです
小型ながらも#6サイズの大きめのフックをつけることができるので
青物とのファイトも安心です。
もちろん小型なので、空気抵抗が少なくてよく飛びます
終わりに
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
「ルアーフィッシングにトラブルはつきもの」
どんなトラブルも、原因をイメージして、解決策を考えれば、ちゃんとうまくいきます
大事なのは「ルアーを信じる根気強さ」なのかもしれませんな!
これからも、相棒(ルアー)達と一緒にいろんなフィールドをかけめぐりましょう!
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それでは
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